どんよりとした土曜日に

森山直太朗　- 土曜日の嘘 -


初めて聴いた６年前のその日から、
長いこと、毎日頭の中を流れ続けていた「土曜日の嘘」。

いつも静かにさりげなく、力をくれる。

ポジティブになれる訳でもなく、
むしろ哀しさに溢れてくるけれど、
生きていられる気がしてくる。

今日もそんな心にさせてくれる土曜日の嘘。
薬のせいでぼーっとした頭にも、
優しくて伝わってきた。


昨日聴いた藤澤ノリマサさんの力強い歌声では、
身体の隅々の細胞を熱く刺激されるような充足感。

なおたろうの歌声からは、
胸のどこかの小さな隅に触れられる、
ささやかであたたかいなにかに満たされる。

どちらも、いまの私の力。