おじさんと

今朝、近所へ買い物へ行く途中、
郵便局から出て来たおじさんと、並んで歩く状況になった。

同じスピードなので、
追い越そうかな…　ゆっくり歩こうかな…
って思ってたら、話しかけて来た。

おじさん「そこのダイエーは１０時からですかねぇ？」
　　　　　　　　（その時９時１５分頃）
私　　　「多分そうだと思います。」
おじさん「やっぱりそうだね～」
　　　　「麻生、解散したねぇ。」
私　　　「ねぇ、今頃、やっとですね。腹立ちますね。」
おじさん「ハラタツオならいいんだけどね。」
私　　　「？あ、そうですね…」
おじさん「駄洒落だよ～」
私　　　「そ、そうですね」
　　　　　　　　（ハラタツノリって言いたかったのかな？）
　
　まだ話したそうな感じだったので、
私　　　「もうすぐ日食ですね～」
おじさん「何時なのかな？」
私　　　「この辺は１１時前後だったと思いますけど」
おじさん「富良野、あの富良野にいたんだけどね。
　　　　　４年前に札幌に来て…。
　　　　　前は炭焼き小屋から覗いてねぇ（日食を）。」

　そこで交差点になって、
おじさん「じゃあ」
私　　　「どうも」

こんな会話を多分２,３分。
おじさん、よっぽ話したかったんでしょうね。
だれかと世間話とか。
きっと一人暮らしな気がするなぁ。

そんな気持ちちょっと分かるもの。
そういえば私も何日か振りの人との会話だった。


最初ちょっとだけ、駅や地下にいる人？
なんて思ってしまったけど…。
ごめんなさい。
そうじゃないです。
ほんとごめんなさいね。

多分私とそんな変わらない年齢の、
面白そうな良いおじさんでした。

皆既日食

硫黄島と太平洋上の船上からのNHKの中継を見ていた。

硫黄島のライブ中継で、コロナそしてダイヤモンドリングが現れた時にはやっぱり感動で、
テレビを通してでもその神秘さが充分伝わって来たのです。

中継担当の解説委員の人が言葉を失っていたその状況で、
なおさらにすごさが伝わってきて。

太平洋上では３６０度、水平線が夕焼けのように赤くなるという、
これもまたとっても神秘的な現象。
その場にいたら、多分夢の世界でしょう。
こちらもドキドキだった。

そして、プロミネンスという赤い火のようなものがはっきり見えたり、
金星が輝いていたり。

すてきな宇宙の、自然の、ショーです。

特別興味があったわけでもなかった日食。
この宇宙。
今更ながらちょっと興味が湧いたのでした。

今夜のNHKでもう１度見なくてはね。

次２６年後、見られる可能性なんて・・・
無理そうだもの。