一昨日の新聞に、「この国はどこへ行くのだろう」というタイトルの池澤夏樹さんのエッセーがあった。
こんな文章で始まっている。
「年が明けた。これがどういう一年になるかよくわからない。選挙の結果はこの国をどこへ連れて行こうとしているのだろう。安倍政権は国の力をどんどん強くするという方針のようだ。国民よりも国家、安全や福祉より経済、被災地より領土……この流れを前にしてぼくは不安を覚える。」
そしてエッセーの最後
「安倍政権はいずれ引っ繰り返るかもしれない。この先もずっとぼくたちは目先の新しい政治を選び続けるのかもしれない。いよいよ派手な言葉で飾られた幅広い気まぐれな選択肢の中に、戦争や再度の原発事故が入っていなければいいのだが。」
(北海道新聞から転載)
私の中にある不安を的確に言葉にしてくれている。
その不安、次の参院選の結果でさらに大きくなってしまわなければいいのだけれど。
こんな文章で始まっている。
「年が明けた。これがどういう一年になるかよくわからない。選挙の結果はこの国をどこへ連れて行こうとしているのだろう。安倍政権は国の力をどんどん強くするという方針のようだ。国民よりも国家、安全や福祉より経済、被災地より領土……この流れを前にしてぼくは不安を覚える。」
そしてエッセーの最後
「安倍政権はいずれ引っ繰り返るかもしれない。この先もずっとぼくたちは目先の新しい政治を選び続けるのかもしれない。いよいよ派手な言葉で飾られた幅広い気まぐれな選択肢の中に、戦争や再度の原発事故が入っていなければいいのだが。」
(北海道新聞から転載)
私の中にある不安を的確に言葉にしてくれている。
その不安、次の参院選の結果でさらに大きくなってしまわなければいいのだけれど。