癒しの先生

もう９月。
秋ですねぇ、って言いたいけど、すごく暑い！
でも、そんな暑い中をあちこち出掛けた。
午前中は病院だけど、そこへ行くまでが暑かった。
外はもちろん、地下鉄の中も暑い〜。

そして着いた病院で先生の第一声は、
暑いですねぇ、そんな今日に大変でしたね、って。
まあなんて優しい先生。
でもそういう言葉を言われるのを予測してなくて、そうですねとしか答えられなかったバカな私。
きっと、どうですか？（体は）って聞かれると思って、その答えばかり考えていたんだもの。

体調は良くなったので、後２週間同じ薬を飲んで変わらなければ、もう飲まなくていいでしょうと言われた。
そして、もう脱したのでしょうって。
あら？そうなのね。
漢方薬って、ずっと飲むものかと思ってたけど。
でもそりゃそうか、良くなったらもういいよね。
そして脱したって？ん？そう…。
まあそれで、ああよかった、と思いながら、あれ？ちょっと寂しいような…。

先生は、体のことをあれこれ詳しく説明はしないけど、でもよく話を聞いてくれ、そうなんですね、と言い、ちょっと緩く答えてくれる。
病院の先生にはいつもあまりいろいろ言えないけど、この先生にはなんだか言える。
そんなせいか、今日も病院を出たら、朝よりもさらに体調がいいような。
そう、あの先生はきっと癒しの先生なのだ。
内科だけど、心の病にもきっといい。
だから、もう行かなくていいのがちょっと寂しいのかもね。

さあでは、後はもっと体力が付くように自分で努力ってことね。
そして不安も原因のようだから、そこのところなんとかしよう。

そういえば、先生にひとつ言い忘れたことがあった。
あまり眠れないってこと。
すごく困ってるのに、肝心なことなんで忘れちゃったんだろう。
ああ、失敗。