Harmony

ちょっと呟いて孤独からの脱出?

ラジオ

2008-12-28 22:43:44 | Weblog
NHKFMの「今日は一日『人生と、時代と、歌』三昧」
12時15分から20時30分まで、
メインパーソナリティのきたやまおさむさんが、
1960年代からの歌と時代、人生等について語っていました。
時には楽しく、そして考えさせられるお話とともに、
フォークから歌謡曲、ポップスまで、たっぷりと聴かせてくれました。

青年は荒野をめざす」で始まった番組。
きたやまさんの話を聞きながら、
なんとなく直太朗の歌も聴けるような気がして、
この流れだと、「生きとし~」かしら?
ああ「レスター」もいいかもしれない。
やっぱり「生きてること~」かな?

なんて思いながら聴いていたら、番組も終わりに近付いたころ、
山根アナウンサーの「森山直太朗さんの・・・」の声。
ちょっと間があって「生きてることが辛いなら です」。
予感的中? です(笑)。

曲が終わってのきたやまさんのお話は、
「御徒町凧さんの作った詩を読むと、生きること死ぬこと
両方を考えていこうとする歌詞。僕は大賛成です。
社会に連動している歌こそ今日のようなテーマに相応しい。
時代を反映しているなと思う。」と。


作詞家、そして精神科医でもあるきたやまさんのお話は興味深いものばかり。

「人間は憂鬱なもの。基本は鬱だと思う。」
「無理して元気でいる。
人の期待に答えられない自分。元気じゃない自分。まあまあな自分。
それくらいで生きて行こう。」

「生きているものは死ぬ。あるものはなくなる。
それが、ありがとうになる。有るものが難しいのが有り難う。」

「多くの別れが事前に話をしないで終わる。
突然の死がどんなに人の心に痛みを残すか。
だからいつもそういう話をしておこう。」

そんなふうな、生きること死ぬことについてのお話です。


お掃除等しながらの前半は、ちゃんと聴けずで残念だったけど、
気ぜわしさと体調不良で優れない気分を、少し軽くしてくれたこのラジオでした。

荒野をめざした40年前の青年は、60代になった今も迷いがあるという、
そんな言葉にも、少し嬉しくもなった私です。

最後の方には、声が枯れてしまっていたきたやまさん。
ありがとうございました。


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