2月26日、京都ブライトンホテル螢で「雅の会」を楽しんだ後、Kさんと京都御所春の特別効果「京都御所 宮廷文化の紹介」を見学しました。









③ 即位礼における装束の展⽰(回廊)【5 年ぶりの公開】承明門

















京都御所では春と秋に特別公開が行われ、普段の自由参観では見る事の出来ないものを見学することが出来ます。




参観者休所内では宮内庁の職員による約10分の見どころ解説があり、参観前に今回の見所を学習する事が出来ます。


宜秋門番所では杉戸絵3点の展示がされています。
① 杉戸絵の展示


杉⼾絵「⽩梅 」【初公開】

杉⼾絵「梅に鷹」【初公開】

杉⼾絵「白梅に音呼(いんこ) 」【初公開】
普段は見る事の出来ない杉戸絵ばかりです。
御所の雅を感じます。
② 牛車の展⽰(御車寄)【3 年ぶりの公開】



牛車は、平安時代以降、高位の人々が用いた乗り物です。
轅(ながえ)と呼ばれる長い棒の先に牛をつなぎ、車を引かせました。
当時の牛車は後ろ乗りで前降りです。
③ 即位礼における装束の展⽰(回廊)【5 年ぶりの公開】承明門

即位礼は、皇位継承後にそれを天下に宜する、一世一代の盛大な儀式です。
大正・昭和の両度の即位礼は、この楽養殿に天皇の街
座の高御座、その東方に皇后の御座の御帳台を置いて挙行されました。
平成・和の両度の即位礼は、皇居・宮殿の正殿に高座と帳台を置いて挙行されました。



上の古写真は大正天皇、昭和天皇の即位礼の時のものです。
④ 生け花展示
承明門のある回廊では三流派による生け花が展示されています、


⑤ 高御座・御帳台の公開




特別公開では紫宸殿前まで近づく事が出来ますが、中が暗いのではっきりと見る事は出来ないです。
(内部の高御座・御帳台の写真は宮内庁HPからお借りしました。)
御座は、古代より天皇の即位の儀式などに座として用いられてきました。
種帳合は近代以降、皇后の座として即位の儀式に用いられるようになりました。
現在の高御座と帳台は大正天皇御即位に際してつくられたものです。




天皇が日常のお住まいされていた清涼殿です。
近年、屋根の葺き替えが行われ、美しさを取り戻された感があります。



小御所、御学問所前にも広がる御池庭(おいけにわ)です。
この辺りは通常参加でも公開されているエリアです。
この後、近衛邸跡を散策します。