
9月19日は、朝日新聞主催のガイドウォークで「近江八幡ヴォーリズ建築めぐり」に参加しました。












ウィリアム・メレル・ヴォーリズは日本名を一柳米来留〈ひとつやなぎ めれる)として日本に帰化したアメリカ人です。
日本で数多くの西洋建築を手懸けた建築家、キリスト教プロテスタントの信徒伝道者、社会事業家、実業家でもあります。
先ずはヴォーリズ記念館(一柳記念館)を訪ねます。

完成当初の古写真です。




昭和6年(1931)ヴォーリズの妻・満喜子夫人が開設した「清友園幼稚園」の教員寄宿舎として建てられたこちらの建造物です。




のちに和室を増築してヴォーリズと満喜子夫人が暮らす住居となりました。赤い屋根瓦と白い煙突が印象深い洋館で、居間や応接室、和室を備えています。


第二次世界大戦で母国アメリカと日本が戦争するという悲しい出来事がありましたが、ヴォーリズさんは日本国籍を取得して帰化され、奥さまの苗字から「一柳米来留(ひとつやなぎ めれる」なりました。
メレルと言う自分の名前に「(米)国から(来)て(留)まる」との漢字を充て戦争中も日本に留まられました。
昭和39年(1964)5月に83年間の生涯を閉じられました。
近江八幡市は彼を名誉市民第一号にされています。
現在は記念資料館として公開されており、当時のインテリアをはじめ、ヴォーリズの愛読書や遺品、ピアノなどを観ることができます。
内部の撮影も可能でしたが、SNSへの投稿はNGで、写真は外観のみ掲載します。

上の写真はヴォーリズ記念館HPからお借りしました。
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