1月12日は、Otonami 企画で京都「都和旅館」本格茶室・静佳庵ではじめる優しい茶会 −茶懐石をアレンジした彩り豊かな点心付き−に参加しました。
場所は西本願寺と東本願寺との間、東中筋通沿いに京都らしく路地の奥にひっそりとあります。
通されたのは地下にある大広間。
参加者は5名ですが、2名の方は遅れるとの事で僕を含めて3名で昼食から始まります。
大徳寺の縁高弁当箱に盛り付けられた花籠弁当は彩りも綺麗で食欲をそそります。
「いつも京都らしさを大切に
季節の味を尊び、素材を活かす。
一品一品、手をかけて技を凝らす。
目に美しく、味も良い。
それが都和旅館のお料理です。」
をモットーにされているだけに一品一品が吟味された食材で非常に美味しく頂きました。
次に茶道体験です。
色々な茶会には参加して来ましたが、本格的な作法を学ぶ機会は意外と無いものです。
「静佳庵」と名付けられた茶室は街中にありながら、心落ち着く本格的な茶室です。
それもそのはず、裏千家家元・16代坐忘斎宗匠が命名した、静謐で美しい茶室なのです。
職人による本格的な数寄屋の設えは、手仕事に囲まれた空間で、時間をかけて育てられた繊細な物達もちりばめられています。
大切な人をおもてなしするために、
若い人たちに和のこころを伝えるために、
気軽ではありながら本物の文化体験ができる場として、都和旅館では茶室「静佳庵」をお貸しすることで、これからの伝統文化の未来に貢献されています。
茶席での手水の使い方から始まり基本的な所作や作法を、女将が細やかにレクチャーがあり、知らなかった作法も多く教えて頂き勉強になりました。
少人数でこの様な体験が出来るのがOtonami 企画のいいところです。