美術の先生は考える

中学美術の授業の実践を中心に、美術について考えたイロイロを紹介できればと思います。

「ロボ木ー」作りから考えて

2014-01-07 22:48:36 | 日記

1月4日(土)、「弘前こどもコミニティー・ピープル」さん主催の「ロボ木ーをつくろう!100人ワークショップ」に、子どもと参加してきました。

冬休み前に、小学校でチラシを配られ、うちの子は興味津々。

妻と子2人からの申し込み依頼があったので、「ま、いっか。」くらいのテンションで申し込み。

で、行ってきました。

これが、最初に配られる説明書とキット。

説明に基づいて制作開始。

市内のインテリア科の高校生が各テーブルにサポートに付いてくれたので、子どもは喜んでサポートを受けながら制作しました。

…美術の先生は、あえて手を出しすぎないよう子どもと高校生ペアを見守ろうとしたのですが、んー…どうしても黙っていられないんですわ…。

ついつい手を出してしまいますね。どこに手を出したかは、後述するとしましょう。…いや、ずっと写真見ていっていただければわかるかな…。

で、まずは木槌でトントン。簡単にここまではできちゃいます。

子どもに木槌を持たせて、なるべくサポートのみに徹しました。

で、何やかんやで完成。ん?途中の写真がないって?だって…忙しかったんだもん。

右のものは僕の作品。

…センスがないのではありません。子どもばっかり手伝って、自分の作品は木槌のトントンと、目を接着したところだけでストップになってしまったというわけです。

 

子どもの作品は、最後の全体での鑑賞場面でも取り上げられました。事前にアイディアスケッチを描いて持参していたので、そちらも紹介されて子どもはご満悦♪

制作時間は1時間半弱。個人的にはワンピース作りだけでほとんどの時間を費やしてしまいましたね……(^_^;)

それでも物足りないので、帰ってから更に服に手を加え、腕にも装飾するよう促し、やっと完成です。2人一組の参加、材料費など込みで¥1,000。いいんじゃないですかね。

襟のところと、裾のところにヒラヒラつけてみました。子どもも満足です。

パパのは…まだ真っさらなまま…。そのうちインテリアに貢献する程度に仕上げて玄関にでも飾ろうかなと目論んでます。

 

これで冬休みの工作も完成したことになるのでした。

 

さて、美術の得意な親たちが手を加えた作品なんて、先生たちが見たらすぐわかっちゃいますよね。長期の休み明けに、やたらと大人びた作品に生まれ変わって完成され、提出される作品たちはよ~く見てきました。

きっとこのロボ木ーもバレるんだろうなー。

ちなみに「弘前こどもコミニティー・ピープル」さんは呼べば学校に来て下さる…かどうかは知りません。自分ではそこまでは考えていないので調べてもいないわけで。

小学校の図工の授業なら子どもたちは喜んで制作するんじゃないかなーとは考えました。

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