第33回青森県中学校選抜美術展。
2020年1月10日〜12日の会期で青森県立美術館で開催されました。
一昨年この在り方について、賞のことを中心に大改革を提案したものの、あと一歩詰めが甘く、却下される苦い思い出があります。
この時は新学習指導要領をある程度でも理解した上で授業改善の必要性を感じている先生方が、思っていた以上に少なかったことが要因だったと思います。
しかし、今年は夏に県内で東北造形研が開催されました。ここには県内から研修に参加された方々も多かったので、さすがに「これはどうなの?」と気づく人が増えたのでしょう。
今年になりようやく新しい風が吹き込んできた感があります。
美術展の前日は、展示中、最終打ち合わせ、夜の懇親会でも「授業時間で何を学ばせた作品なのか?それがわかる作品を出すべき、そんな作品展にすべき。」「審査会をどうするか?賞もどうするか?」の声が大きく大きく広がった1日となりました。
美術展の前日は、展示中、最終打ち合わせ、夜の懇親会でも「授業時間で何を学ばせた作品なのか?それがわかる作品を出すべき、そんな作品展にすべき。」「審査会をどうするか?賞もどうするか?」の声が大きく大きく広がった1日となりました。
おそらく来年度は何かを変えられそうです。
これまで騒いできたこと、夏の東北造形研八戸で問題提起したりしてもらったりしてきたことが実り始めた手応えを感じています。
出来ることから少しずつ変えていく、声を上げていくことの意味を実感。
ただ愚痴ってるだけじゃ駄目です。
来年度に向けて、今回気づいたことや上がった声を記録しておかねば。
気持ちが冷めて忘れてしまう前にパソコンに向かってみると、提案したい賞や審査の仕組みまでポンポンと浮かんできたので、これは手順を間違わないように、しっかり来年度に繋げます。間違って埋もれちゃったり、潰されないように気をつけて。
さて、今年度の自分の展示に関わるひと手間はこれ。
立体作品には色々解説やら、作者の言葉が増えてきましたが、平面作品ってなかなか少ないんですよ。でも何描いてるんだかわからない作品ってたくさんあるんです。
だからこれ。
平面作品の紙のサイズは、授業時間数に応じて小さくしたので、下には作者の言葉、横には題材説明。これ地区のみんなに広げたいです。
色々付けずとも、ひと手間で済みますから。
因みに前のブログ記事でも書いてますね…。
というわけで、今日は冬休み最終日。
明日から3学期で、3学年担任としては締めくくりの大事な2ヶ月となります。
美術の授業はもちろん、学級・学年の経営もしっかりやり切ろうと思います。