雲上快晴

プーさん爺じが、何の変哲もない日々を綴る

盛り沢山

2014年08月04日 | 蕎麦紀行
 一昨日の土曜日、夏の恒例行事となりつつある、姉と娘の二胡とピアノによるファミリーコンサート、今回は母が半世紀以上前にデパガだった頃の同僚二人も招いて、観客総数10名での開催となりました。

 二胡の調べが心に沁みるのか年をとって涙腺が緩んでいるだけなのかはわかりませんが、母の元同僚のお二人の方は演奏が始まって直ぐに、目頭を熱くさせていました。

 何曲目かに、姉が作曲した「天空へ」という曲が演奏されました、この曲は父が亡くなったときに浮かんできた曲で、先の大戦中、飛行気乗りだった父が自由に空を舞っている姿を想像したものなのだそうです。
 曲のクライマックスのフレーズを聴くと、ゼロ戦に乗った父が雲を突き抜け急上昇していく様が浮かんできて、思わず涙が出てしまいました


 そしてその夜には、「たなかしさん」と「こまちゃん」がやってきて、先日のご近所ツーリングの反省会となりました。
 話の流れで、明日いわきツーリングに出かけることになり、私は車なので小名浜のら・ら・ミュウで11時に合流することになりました。

 たなかしさん達が帰った後、おかみさんと娘とマスオさんと久しぶりに帰省した息子とでの「ダーツ&卓球大会」、何年かぶりにラケットを握った息子が楽しそうにボールを打っている姿を見れて嬉しかったですね

 そして昨日、予定通りに小名浜で合流し、美味しいと評判の「一の字」というお蕎麦屋さんで昼食。

 このお店の名前は「初心を忘れず、常に一から始める」という店主のポリシーを命名したものだと聞きました。
 蕎麦も店員さんの接客態度も品があって「来て良かった、また来よう」と思えるお店でした。

 昼食の後、たなかしさん達と別れアパートに急ぎます、というのも1時からお茶会に出席しなければならないから???
 お茶の世界などとは全く無縁の私なのですが、職場の女性社員がお茶を習っていて、人を集めろとでも言われたのでしょうね、部下の頼みなので断るわけにもいかず出席することになってしまったのです。
 約束の1時少し前に会場に着くと、いきなり懐紙と扇子とお菓子を食べるときに使う小さなナイフを渡され、待合室である大広間で1時間以上待たされて、次に中待合室という8畳の間に通され20分待ち、ようやっと茶室に通され、お菓子をいただいた後、お茶が出されて終了となりました。
 私、お茶会って、神妙な顔をして一人づつ静かにお茶をいたたぎ「結構なお手前でした」というものだと勝手に思っていたのですが、3,4人分一度に運ばれてきて「この茶碗は○○焼きだ」の「ガラスの茶碗だ」のと、結構賑やかに歓談しながら飲むものだったんですね。
 昨夜の「軍師官兵衛」でも茶室の場面が出てきましたが、戦国時代にお茶が広まっていったのも判るような気がしました。
 茶室って狭い密室ですから、謀略を図るにはもってこいの場所ですよね。

 いやあ、いろんなイベントが目白押しの週末でした、次の週末には「やまとさん夫妻」が泊まりに来ます、たなかしさんを交えて「変人クラブ」の会合です、楽しみ楽しみ。。。