雲上快晴

プーさん爺じが、何の変哲もない日々を綴る

海難1890

2015年12月21日 | 徒然
 12月5日に封切になってから、早く観たいと思っていた映画「海難1890」を昨日ようやく観に行ってきました。

 1890年にオスマン国王の親書を携えて日本にやってきた戦艦エルトゥールル号が、帰りに和歌山沖で台風に巻き込まれ座礁・沈没して、600名を超える乗組員の9割が亡くなってしまうという大惨事の中、わずかに生き残った乗組員を小さな漁村の人たちが懸命に救助した実話です。

 そして、それから約100年後、イラン・イラク戦争が勃発しイランに滞在していた日本人達を救出する術が無くなってしまった時に、トルコが日本人のために飛行機を飛ばしてくれたという、まるでドラマのようなホントの話なのです。

 トルコでは、1890年のエルトゥールル号の沈没事故の際に、日本人が懸命に救助してくれたことが歴史の教科書に載っていて、国民全員が知っていたために、「今度は私達が日本人を救う番だ」と、日本人から救援機に搭乗させてくれたのです。

 全ての日本人に観てもらいたいと思えた映画でしたし、イ・イ戦争時の救出劇を今度は日本の教科書に載せて、後世に語り継ぐべきことだと思いました。
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