草花探訪

季節の草花苗づくり

ブログ再開します!

2018年09月12日 | 花の写真

「草花探訪」と言う題名で毎週水曜日の定期便と決めて5年前から書いてきたこのブログを、

猛暑に耐えられず8月第2週から5週間分休んでいました。

ようやく少し秋の気配を感じ始める気候になりましたので9月第2週の今日から再開します。

 

この夏、それもわずか1っか月余りの期間で、今までに経験をしたことのないことが連続

して起こりました。

暑さも、命に係わる災害だといわれる体温越えの猛暑の連続、それに続いて観測史上最大

台風の直撃、そして台風の後には地震が起こるという言い伝えのとおり、北海道に震度7

という強い地震と。

 

でも、私にとってこれら以上に最も大きな出来事は「師匠」と仰ぐ森先生のご逝去でした。

(写真は向島東中学校開校当時の校長・教頭・生徒指導主任の三本柱)(2016.5撮影)

森先生は1984年(昭59)新設開校したときの校長、その時の教頭が小生。

昭和50年ごろから京都市は都市計画の一環として高層集合住宅の町造りを洛西・向島の

2地域を対象に推進され、向島地域には所得が低い方々を対象にした高層住宅の街づくり。

それまではのどかな農村集落の雰囲気をもつ向島地域の隣に、短期間に突然何千人という

人口が流入してきたののですから新しい街づくりも追いつきません。

昔からの組織ががっちりと固まっている地域の隣に、急きょ町づくりをしなければならない地域

と、異なった二つの校区を抱えての学校づくりでした。

それに自校の生徒たちも約半数が転入生という状況での学校づくりをスタート、勿論教職員も

寄せ集めです。

更にさらに、転入生の中には問題行動での指導歴を持つ生徒も多く、開校と同時に「問題行動

多発校」として市内で最も生徒指導の困難な学校というレッテルが張られてしまいました。

同僚の教職員によく言ったものです。「本校はセブンイレブン校」(7時~11時まで勤務)と。

今振り返ってもよく体がもったものだと思います。その時のリーダーであり同志であった先生

です。経験の少ない若年教職の指導を、私を信頼し認め任せてくださったおかげで力をつけて

生徒・地域から信頼される教師に育ちました。その教師たちが今でも「森先生を囲む会」を

つくり親交を深めています。(2016.5の時の集合写真)

振り返れば5年前に大腸がんを手術されました。その時に肺に転移しているのが発見

されたのですから、よくここまで頑張って生きてこられたものだと敬服しています。

でも寂しいし悲しいし、ショックが大きいです。いろんな出来事があったこの夏の、私にとって

一番の出来事です。

 

最後に、草花探訪の名の通り、毎回季節の花の話題や写真をアップして締めくくることに

しています。台風直撃後の昨日(9月12日)、久しぶりに青空が見えてので植物園に

行ってきました。倒木が多く台風の爪痕が生々しい植物園でした。

青空を背景にパチリ。

 

秋の七草を探してみました。ハギ・フジバカマ・オミナエシのつぼみを。


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