17日に行われていた自民、民主の党首討論で12日に国会で発生した衆院厚生労働委員会の渡辺博道委員長への暴力行為。この日には労働者派遣法改正案の採決が目指されていたが、それを阻止する為に民主党は事前に計画し、実行の議員達にどの様に行動するかを支持していた。
完全な実力行使。民主の長妻代表代行がフジテレビの「新報道2001」で実行行使は正当な行為だったと発言したらしい。
17日の党首討論でも安倍首相は、岡田に「渡辺委員長が入室することを物理的に、物理的にということは暴力を使ってということだが、入室をさせないように阻止をした。これはまさに言論の府である議会での議論を抹殺するものであり、私はきわめて恥ずかしい行為であると思う。言論の府である委員会なんですから、議論をしましょうよ!反対であれば堂々と委員会に出てきて、反対の論陣を張ればいいじゃないですか!」(J-cast2015/06/18)と強く訴える。
対し岡田は、「公正な議会の運営、これがきちんと確保できるかが問題。強行採決をしないという約束をしてくれますか?そういったことをせずにこちらだけ責められても、それは困る」(J-cast2015/06/18)と自分達の言い分を受け入れた国会運営をしなければ、実力行使は継続すると言い切っている。
日本は民主主義国家であって、独裁主義国家などでは無い。
民主党は政権交代以前には与党政府が強行採決する事を強く批判していた。この事はメディアもよく報じていたんじゃないかと思うんだが。
政権交代し、民主党政権となってからは批判してた強行採決を活発に行っている。
しかも審議時間が1時間から数時間だけで採決された物も多くある筈だ。当時の民主党政権は民主主義、民主主義議院内閣制などを完全に無視した独裁主義による政策を行っていたと思えてならない。
(441)失笑もの!民主党の「強行採決」批判「強行採決を憲政史上、稀に見る勢いで連発して唖然とさせたのは当の民主党。あの鳩山由紀夫内閣だったんだから。
二〇〇九年の臨時国会では最大野党の自民党欠席のままでの強行採決が六回もあったのよ。一〇年の通常国会では野党の制止を押し切っての強行が六回に、自民党欠席のままが三回。(中略)まだ衆参ねじれでもなかったから、ゴリ押しの連続だよ。忘れたとは言わせないぜ〉」(産経新聞2013/12.08)
「民主党は、野党時代には散々強行採決を非難していた にもかかわらず、政権を取ると即座に強行採決を連発し始めました。
この中にはマスコミがほとんど報道しない闇法案が紛れ込んでいます。初出
中小企業者等に対する金融の円滑化を図るための臨時措置に関する法律案(中小企業金融円滑化法)
[2009年11月20日(金) 財務金融委員会]【衆】
[2009年11月27日(金) 財務金融委員会]【参】
平成二十二年度における子ども手当の支給に関する法律案
[2010年3月12日(金) 厚生労働委員会]【衆】
[2010年3月25日(木) 厚生労働委員会]【参】
公立高等学校に係る授業料の不徴収及び高等学校等就学支援金の支給に関する法律案(高校無償化法案)
[2010年3月12日(金) 文部科学委員会]【衆】
医療保険制度の安定的運営を図るための国民健康保険法等の一部を改正する法律案(国民健康保険法改正案)
[2010年4月14日(水) 厚生労働委員会]【衆】
[2010年5月11日(火) 厚生労働委員会]【参】
国家公務員法等の一部を改正する法律案(国家公務員法改正案)
[2010年5月12日(水) 内閣委員会]【衆】
独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構法の一部を改正する法律案(省エネ製品促進法)
[2010年5月12日(水) 経済産業委員会]【衆】
地球温暖化対策基本法案 (温室効果ガス25%削減法案)
[2010年5月14日(金) 環境委員会]【衆】
国会議員の選挙等の執行経費の基準に関する法律の一部を改正する法律案(国政選挙経費削減法案)
[2010年5月24日(月) 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会]【衆】審議:1時間
放送法等の一部を改正する法律案 (放送法改正案)
[2010年5月25日(火) 総務委員会]【衆】審議:2.5時間
外国為替及び外国貿易法第十条第二項の規定に基づき、北朝鮮を仕向地とする貨物の輸出及び北朝鮮を原産地又は船積地域とする貨物の輸入につき承認義務を課する等の措置を講じたことについて承認を求めるの件(北朝鮮輸出入制限)
[2010年5月26日(水) 経済産業委員会]【衆】
郵政改革法案
[2010年5月28(金) 総務委員会]【衆】審議:6時間
郵政民営化は、小泉政権が総選挙を実施して信を問い、国民の圧倒的な支持のもとで決定された政策です。
郵政民営化法の成立には100時間以上の国会審議を行い、竹中大臣の答弁は850回に達しました。
それをひっくり返す法案を、民主党政権はわずか6時間の審議で強行採決しました。
さすがにこれはマスコミも大きく報道せざるを得ないので、首相交代という目くらましを打ってきました。
はたして、民主党に投票した人は郵政再国有化にも賛成していたのでしょうか?」
(国民が知らない反日の実態)
自民が強行採決を決断する時には、野党が真剣に審議に応じようとせずに全うな質疑などせずに意味無い質疑を繰り返すばかりで、野党は廃止を狙っているだけで審議に応じようとする意思など無い。
政府の法案に反論の意思があるなら、正当な対案を出し議論をしていけばいい筈。何もせずに廃案だけを狙って意味無い質疑を続け様とする。税の無駄使いだ。強行採決は当然だろう。
民主党政権では、ただ自分達の法案が採決されればそれでいいとしか考えていなかった。だから活発に強行採決を繰り返しまくった。数時間の審議だけで。
こんな事をしていた民主党政権をマスコミはどれだけ報じ、批判していたのだろうか。殆ど無かったのでないかと思うのだが。
民主党などには非常に甘い対応をするマスコミだが、自民党政権となると厳しい報道をするようになる。安保法制に関しても、安倍政権は非常に責めるように報じるが、ダラダラと意味無い質疑を繰り返す野党はちゃんと行動してるかの様に報じている。
麻生政権の時から思うけど、マスコミと民主党はどこか連んでるとこがあるんじゃないのかなと思えてしまう。物凄く嫌な感じだ。