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黒川元検事長の定年延長に稲川検事総長と法務次官が関わっていた

2020-06-11 16:04:19 | 社会

黒川元検事長の事過去に3回も書いてきたけど、更に書いてみたいと思う。1月末の閣議決定というよりも了承による定年延長は、稲田検事総長と法務省辻法務次官が図っていたらしい。思わず驚いていしまったが、

稲田検事総長と辻法務次官に元特捜部長が再び辞職勧告 政治と検察対応に誤り(五十嵐紀夫)

「-前略- 村山氏の調査によると、黒川氏を巡る一連の人事の経緯はおおよそ以下のとおりという。

 2016年9月、稲田伸夫法務事務次官が仙台高検検事長に転出するのに伴い、稲田氏は後任次官に林真琴刑事局長を推薦したが、官邸は黒川弘務官房長の昇格を希望した。稲田氏は官邸側と折衝の末、黒川氏の次官在任は1年とし、林氏がその後任につく、との合意ができた、と受け止めて検察首脳らに報告。首脳らもそれを了として受入れ、黒川法務事務次官が誕生した。

 ところが翌17年夏、官邸は黒川氏の次官続投を希望。その結果、林氏は刑事局長に据え置かれ、黒川次官の折衝で翌18年1月に黒川氏が地方の検事長に転出し、後任に林氏を充てることで官邸と折り合った。しかし、上川陽子法相は林氏を名古屋高検検事長に転出させ、黒川氏はそのまま次官ポストに残った。当時の上川法相が意見を異にする林氏を転出させたと噂されるも真偽は不明だという。

 だし、黒川元検事長は2月で定年だった筈。記事では2月8日までに黒川元検事長に検事総長の椅子を譲るように官邸が求めたと書いている。過去の検事総長を見ると、初代が僅か7か月、長い者は8年位。7ヵ月、8年は戦前の検事総長。戦後初の総長は僅か3か月。これらに、現在問題視される政治介入など一切関係ないだろう。戦後の検事総長も1年弱から3年余りまで勤務していた者が疎らにいる。

19年1月、黒川氏が検察ナンバー2の東京高検検事長に就任。検事長人事は、検察トップの検事総長が法務省の人事案を了承し、検察の総意として法務大臣に閣議を要請し、閣議の決定を経て内閣が任命する手順を踏むが、黒川氏の東京高検検事長人事もそのとおりなされたので、官邸は、次期検事総長に黒川氏を充てることで検察の合意が形成されたと判断した。時の検事総長は、18年7月に就任した稲田氏である。 

19年秋、辻法務事務次官が官邸に、後任検事総長に林氏を充てるとする稲田氏の意向を打診すると、官邸は驚き、黒川氏の昇格を強く求めた。

 辻次官は、官邸の意思が固く黒川氏を後継にするしかないことを稲田氏に説明し、20年2月8日の黒川氏の定年までに検事総長の椅子を黒川氏に譲るように求めたが、稲田氏が拒否した。

 そこで、辻次官らが考え出したのが、国家公務員法による黒川氏の定年延長という奇策。稲田氏も了解したうえで、1月29日、法務大臣から内閣に対して閣議の開催を要請し、31日の閣議で、黒川氏の定年延長が決定された。-中略-私が言いたいことは、検事総長として黒川氏と林氏のどちらが適任かという個人の資質の問題ではない。村山氏が指摘するように、内閣に隙を見せて検察人事に介入を許すことがないよう、検事総長は確たる信念をもってしっかりとした検察人事を行ってもらいたいということが一つ。そして、法律家として絶対に受け入れることができないのが、法務事務次官が違法な黒川氏の定年延長人事を発案し、それを検事総長が了解していたという事実だ。-下略-」(法と経済のジャーナル2020/06/10)

1月半ば法務省が内務法制局に検察庁改正案を持って行く前に法務大臣が官僚から黒川元検事長定年延長を提案した情報はあったが、何者か分からなかったので書かなかったが、その官僚が検事総長と企んで図っていた。

稲田検事総長は林東京高検検事長を検事総長にする事を強く希望していたらい。対し、官邸は黒川元検事長を検事総長にする事を強く意識していた。

稲田検事総長の前任8名を見てみると大体2年。短い者で、44分からないんだが、検事総長は本年8月頃まで続行できていた筈だし、黒川元検事長は2月で定年だった筈。記事では2月8日までに黒川元検事長に検事総長の椅子を譲るように官邸が求めたと書いている。過去の検事総長を見ると、初代が僅か7か月、長い者は8年位。7ヵ月、8年は戦前の検事総長。戦後初の総長は僅か3か月。これらに、現在問題視される政治介入など一切関係ないだろう。戦後の検事総長も1年弱から3年余りまで勤務していた者が疎らにいる。代笠間治雄が1年7ヵ月程度。稲田検事総長の前任8名も政治介入など関係ないだろう。

これまでは、個人が早く辞めたいと思ったか続行したいと思ったか、勤務期間に出ているんだろうかと思ったが。

稲田検事総長も定年までやり切るんだと主張すれば、出来ていたんだろうから、法務次官とつまらない企てを図ったのか、疑問にも思えてしまう。

須田慎一郎×原英史「#検察庁に抗議します」は何だったのか!?決定版

黒川、稲田、林の関係、検察とマスコミの関係などが簡単に語られている。

黒川元検事長の賭け麻雀は産経よりも朝日が怪しいのかなとも思えてくる。

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