女装子愛好クラブ

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『セーラー服下着調べ』 ④

2024年10月25日 | 女装小説

 ――それ以来、毎晩、春樹は姉の制服を着て、ひとりで楽しむようになった。
 すぐに、セーラー服だけではもの足りなくなった。
 (女子中学生になりきるなら、下着も女の子のものを身に着けなきゃ……)
 幸い、姉のミドリは週末には家に帰ってくるので、自分の個室はそのままにしてある。ある晩、春樹はこっそり姉の部屋に入り、衣装タンスを開けて必要なもの--スリップ、ブラジャー、パンティ、ソックスやパンストの類を持ち出した。
 それを着る前にまず風呂に入り、手や脚のムダ毛をきれいに剃ってしまった。髪はムースを使っていろいろ工夫して、ボーイッシュな女の子がやっているベリーショートのヘアスタイルを真似してみた。
 それから鏡の前に立ち、パンティから順々に素肌に着けていった。ビキニのパンティに脚をとおして引き上げたとき、思わず、
 「あっ」
 呻いてしまった。
 (うわ。女の子の下着って、こんなに柔らかくて肌ざわりがいいのか……)
 手にとってみたときは、掌のなかにすっぽり収まってしまうような布きれなのに、伸縮性に富んでいるから、ペニスも皐丸も強く押しつけるようにしてぴったりとくるんでしまう。締めつけられる感触が、またなんとも言えない。
 ブラジャーの内側にはパンストを丸めて詰めると、いかにも少女っぽいふくらみを装うことができた。スリップを着た段階で、自分でもほれぼれするぐらい女の子らしくなった。
 ソックスをはき、セーラー服を身に着けると、姉のミドリによく似た、かわいい女子中学生が鏡のなかに写っていた。
 (これなら、友だちが見たってボクだとわからないよ……)
 春樹はうっとりとなって、少女に変身した自分の姿に見とれた。時の過ぎるのを忘れて鏡の前でいろいろポーズをとってみた。
 だんだんパンティの内側でペニスが勃起してきて、布地の伸びる限界を超えて、耐えられないほど黙くなってきた。スカートとスリップをまくりあげてみると、白地に桃色の水玉が入ったビキニのパンティは、内側からこんもり盛りあがっている。
   出所『セーラー服下着調べ』 館淳一著  マドンナ社 1991年刊


 春樹クンは女性下着の虜になりますよね.....
コメント
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