来る19日に学習院国劇部第59回本公演「伊勢音頭恋寝刃」が開催されます。その中で伊勢音頭を踊る人たちの最終稽古が今日無事に終りました。今回配役が決まって初めて日本舞踊を踊る事になった方ばかりの4人。テンポがずれない様合わせるポイントを決め、大丈夫だと思います。初心者ではまずまずの出来かな?当日もう一回リハで本番。 あがらない事を祈りつつ
お盆に入って日本舞踊のお稽古もお休み。土曜日のお稽古(すごくて恐かったですね)を済ませて涼しい軽井沢に行って来ました。旧軽の親戚の別荘では、主が料理好きなので皆で「板長」と呼んで上げ膳据え膳、ほんと天国でした。私が子供の頃、父鯉男のお弟子さんだった方をこの主も知っていたのですが、その方と知り合いになるきっかけとなった方は私の三味線の手ほどきのお師匠さんでした。この主は姻戚関係ですから共通の知人が複数居るとはほんと世の中狭い
本当は序幕(番組の最初)に私鯉絵が長唄老松をそして切りに母鯉好が清元でもと思っていたのですが、あまりに番数が増えて時間内に終わらなくなり、二人の組踊りで短い小唄のおめでたい春日三番そうとなりました。が、体調を崩したり、怪我をしたりで3番減ったので、替えれば替えられたのですが、もうプログラムも刷り上ってましたので、今回はこうなりました。しかし日本舞踊ができるということは元気でなければ始まりません今回着付けを担当して下さった正衛さん、あさ波さん、幕のあやこさんお疲れになったでしょう、ありがとうございました。
通称「おーい長さん」で、昔芸者さんのお座敷の踊りに良く教えたそうです。粋な町人の長吉と矢場の女お竹のカップルをお光が狂乱故にお染久松と間違えるという筋立てで、最初長吉お竹のカップルの踊り、後にお光の出となるので今回は最初の部分だけです。お竹役のうたこさんは国立で鯉男の長吉、常磐津和佐太夫のお竹で、お光を踊っています。浴衣浚いという事もあり、ベテランらしくさらっと粋によしいさん、うたこさんの名コンビでした。
常磐津の山姥は格調高く、普段から上品な奥様、きょうこさんにピッタリでした。プラチナ世代ながら、こちらも立ったり座ったりスムーズで、お母様もご健在だそうなので、元々お元気な家系に日本舞踊を長年続ける事で心身共にお健やかなのでしょう。振りの覚えも早いんですから