日本舞踊 西川鯉男 お稽古場

伝統芸能の日舞を楽しく学ぶお稽古場の雰囲気をお伝えしたいと思います。鯉絵の「独り言」も織り交ぜて、、、

下浚い

2008-03-28 11:24:46 | 日本舞踊
お稽古通りに出来た人、出来なかった人、色々でした。ただ、下浚いは一つ位失敗しておいた方が本番気をつけるので良かったりします。地方さんや囃子方との共同作品ですから自分だけ勝手な間で踊ってはいけません。良く曲を聴いて、乗っていっしょにいかれるとベストです。これにはお稽古の量と舞台の回数、それに冷静さと程よい緊張かな?言うは易し、遣るは難し。「あがっちゃいましたー」と慣れてる筈のYさん。そんなもんだと思って本番に臨むと、落ち着けますよ初舞台だからと鬘を被ってみたAさんは踊る前に「おもーい」と不安顔でしたが、始まるといつもより頭が重いせいか、はっきりきちんと首が振れてました。心配だけど嬉しいといった見守るお母様の表情が印象的。りっぱに踊ってお母様を喜ばせて親孝行しましょうね。
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肘が外れてる?

2008-03-27 00:44:48 | 日本舞踊
「松竹梅」を踊るYちゃん。右手で袖を上手く丸められなくて、ずっと注意されていたのですが、どうも痛いと西川鯉男お稽古場の皆さんのお気に入り、笹塚の「勝俣整骨院」に行くと、肘の筋は外れてるとの事そんな当人が気付かないものなんですかねえ。ともかく明日の下浚いを前に発見できて良かった今日のお稽古は下浚いの前日とあって大盛況。明日頑張ろうねえ
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2008-03-24 23:48:12 | 日本舞踊
このところ、訳の分からないコメントが来てしまいます。見つけると勿論削除していますが、一日何回もPCを開けられないので、困ったもんです。日本舞踊や門前仲町に関係ないのは止めてください。
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かっこいい!

2008-03-23 00:26:57 | 日本舞踊
いつもは水、木お稽古日のIさんですが、今週は都合が付かず、土曜のお稽古にいらっしゃいました。颯爽とした立ち役の頭(かしら)の「お祭り」にいつもは拝見する事のない若手の子達から、かっこいいと憧れられてました。役者を絡みに使ってトンボを切ってもらい、立ち役を踊るなんて普段の上品な山の手奥様の風貌からは想像できませんものね。
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日本舞踊のお稽古もデジタルで

2008-03-21 23:59:01 | 日本舞踊
鯉男会で「お夏」に挑戦するYさん。間にもはまってるし、振りもそうなんですが、思い入れで踊るものなので、どうも今いち。そこで最新のカメラを持っているとのことなのでお稽古を撮影しました。そして、私といっしょに見ながら「ほら、ここでこうしてるのがいけないの」「あら、ホント」と自分では言われた通りにしているつもりでも映像で客観的に見ると、自覚できるようです。もっとはかなく、かわいらしくの私からの注文に納得の様子でした。次回のお稽古期待してますよ
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常磐津 の会

2008-03-20 23:47:01 | 日本舞踊
八世文字太夫追善の会が国立小劇場で催されました。ご子息の現家元九代目文字太夫さんが小文字太夫さんの頃に、鯉男会で私の「将門」を語って頂いたり、勿論先代や、祖父の小島二朔や父鯉男やら馴染みを書き出すと切が無いので割愛します。
今回鯉男会一門はかなりの団体となって参上しました。それは何故なら、我が一門に無くてはならない人(実年齢より10歳以上若く見えて痛い所など無く、冠婚葬祭アドバイザーと名乗らせたい程のボランテイア精神で地域、友人から頼られ、大好きな芸に精進する)U子さんの晴れの名披露目だったのです。出し物は「山姥」。んーちょっと地味で勿体無いんじゃあない?と思っていたのですが、いえいえ、程ほどの色気と品格のある語りで、芝居を良く見ている方だけにその演目を良く捕まえてらっしゃいました。回り舞台で出てくるとさすが踊りをやってるから立派(手前味噌?)も鶯色に梅の裾模様、舞台栄えして、まき物も地元新宿に貢献する方らしく新宿タカノと花園饅頭のコラボを実現、おしゃれです。いやー3月に常磐津、4月に日本舞踊で国立劇場に出演する人ってまず居ないですよね。
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道具調べ完了

2008-03-19 00:04:34 | 日本舞踊
国立劇場でそれぞれの演目にあった大道具を決めて来ました。今回は前回の経験から予め母と話し合って決めてから行ったので、定式のものは確認に写真を見せてもらい、およそ50年ぶりくらいにもなる「秋の色種」は演舞場時代の道具帳があったので持参して萩や照明のお月様など注文しました。とっとと出来て大変スムーズでした。当日は追善ですから父の写真やお花を飾れるようにも手配がつきました。着々と準備は進んでいます。
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お医者さまもびっくり

2008-03-18 00:04:20 | 日本舞踊
母の回復が順調な事はかねがねお伝えしていますが、今日遂にお医者様からもう通院の必要なしとの診断を頂きました。診察したお医者様が「えっ、もうそんなに曲がるんですか?」と驚いたそうです。当人は未だ立ち上がるときに手を着かなきゃならないと不満のようですが、彼女の事ですから、会の当日には間に合わせるでしょう。常磐津和佐太夫さんのリサイタルで偶然会った清元紫壽文、紫葉両先生からも「一週間前は杖をついていたのに、凄い回復、前向きだから違うのねえ」と感心されたそうです。何せこの3人一週間前にも清元研究会の出演者(私も一緒に喜撰をやらせて頂きました)と観客(私のお客として聞きに来てと頼みました)として同じ紀尾井ホールに居たんです。古典芸能の世界って狭いですから、、、
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お弁当

2008-03-17 00:06:28 | 日本舞踊
お弁当は自分達と所謂スタッフに配るんです。地方(演奏者およびお付の方)お囃子、狂言方、つけ打ち、照明、大道具、小道具、衣装、鬘、顔師、後見さん、絡みの方、写真屋さん、あとは、、、もれのないようにしなくては成りません。こうしてみると本当に人手が掛かるものなんですねえ。コストが掛かるのは致し方ないのですねえ。
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プログラムの作成

2008-03-15 00:07:52 | 日本舞踊
一つのお浚い会をするのには様々な仕事があります。目下取り組んでいるのはプログラムです。前回の30回記念では第一回からの鯉男、鯉好夫婦の写真を始め先代家元や現家元との一緒の舞台、私の初舞台やお弟子さんたちの懐かしい写真を載せて好評でした。今回は鯉男追善ということで、父のどの写真にするか検討中です。このプログラムの印刷をお願いしているのはお弟子さんのAちゃんのお父様でというか、印刷をお願いしている会社のお譲様が日舞に興味をもって習いに来た訳で、プログラムのデザインを毎回プロの目で考えてくださいます。そして鑑賞の手引きをお願いしているのは西川はつ乃さん。彼女はプロのライターで、近松を卒論にした国文科卒、おまけに清元の三味線方でもあり、これ以上無いという人材です。皆さんに助けられて会が出来るのです。
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