お名前を頂いてから初の舞台です。
ただ、ひたすら可愛くあどけなく、舞妓さんらしく、、、
つなぎ団子の御扇子は鯉絵が40年近く前に祇園の夜桜を踊った時に誂えたものです。
門付けをする大道芸を踊ったもので、後半の「晒」は見せ場です。
見事な晒を振りながらの足拍子に会場からは拍手が鳴りました。
江戸情緒たっぷりの清元のお祭りを今回は芸者で致しました。
ほろ酔いの芸者の色っぽさとキリっとした鉄火肌と「ザ、江戸」気分を味わって頂けたでしょうか。
江戸の四季の風俗を立ち役、女形織り交ぜて、色々な市井の人物を踊り分ける素踊りの名曲です。
若衆の歌詞である「扇売り」を娘が踊れるように直してとの鯉三郎家元からの依頼で、祖父小島二朔が書いたのが「花だより」です。
今では「花だより」の方が人気となってよく踊られています。
曲が同じで歌詞が違う、踊りやすいような踊りにくいような、、、
久しぶりの立ち役での舞台ながら、若衆なので色気を大切に踊ったつもりですが、女形でも立ち役でも奥が深く難しいものです。
唯、お陰様で膝の損傷はPRP療法で完治しました!
立ち座りが出来る86歳の日本舞踊家はそんなに沢山居ません。
鯉好先生が元気なうちにどんどん教えてもらっておきましょう!
初めての深川資料館ホールは綺麗で大きくて、踊りを何割増しかにしてくれそうと、お弟子さんに評判でした。
そして鯉男会では初めて打ち上げをしてみました。皆、笑顔!
踊りの画像より前に打ち上げの画像を出すって???
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