今、出来る事は、、、

おかげ様で我が家は被災しませんでした。食器が割れることもなく、トイレが水浸しになったのと、電気スタンドが倒れて床に傷が付いたこと。それとお位牌が飛び出ました。お稽古場の３階鯉好先生の住まいも額が落ち、お線香とお位牌がばらまかれた程度でした。お友達の中には食器が割れて大変だった方もいましたが、堀切にお住いのお弟子さんは箪笥が倒れ、食器が割れ、姪御さんが窓ガラスが頭や顔に刺さったそうで、雑誌にも出た綺麗なお嬢様なのに、お怪我がかわいそうです。精神的にも恐怖でお家に入れないとか、、、２３区でもそんな被害があったなんて初めて知りました。また学習院国劇部の指導をしてくださっている、市川右之助師匠のお宅は舞浜で液状化して沈んでしまい、水道が使えない中、今年の本公演に向かって変わらずお稽古をつけてくださってます。

近所のイトーヨーカドーに行った時のこと。
駐輪場までの敷地は立て看板で「自転車から降りて下さい」とあったのに震災前は平気で乗って通行する人ばかりだったのに、今日は皆自転車から降りて手で押して歩いてました。東北の被災した方々が海外のメデイアから礼儀正しい日本人と称賛されたり、東京に居る者は出来る事をしようと思ったり、道徳を重んじるようになって来たのではないでしょうか。買占めなど人の事を考えない都会の人に憤りを感じていたけど、今日はちょっぴり嬉しくなりました。

ランチしました

ずーっと前からお約束していた、ランチです。
でもこんな時だから延期しようかとも思ったのですが、被災していない私達は通常の経済活動をすることにしました。
節電節水をして、通常の経済活動、決して贅沢をするのでなくいつもの行動です。勿論、こんな時に歌舞音曲など不謹慎だというご意見はあると思います。でも、私は日本舞踊のお稽古をします、来ていただけるお弟子さんが居るなら、私は私の仕事をして日本の元気に貢献したいと思います。難しい問題です、、、

未曾有の出来事

日毎に全貌が明らかになるにつれ、映像を見ると胸がつぶれる思いです。映画だってあんなシーンを撮ったら荒唐無稽と言われるような住宅の上に船が乗っていたり、空襲にあったかのようながれきの山、、、知り合い、知人の安否は気になったけど、私が回線を占領するするべきでないと我慢してたら、皆様無事の知らせを各方面からいただきました。東京の友達やお弟子さんとは流言飛語に惑わされず、買占めなどせず、節電節水を心がけ、赤十字に寄付に出かけ、冷静にいつも通りの経済活動をしましょうと話し合いました。頑張れニッポン！！！

地震の時

もちろん日本舞踊のお稽古してました。あまりの横揺れに舞台にお弟子さんとへたりこんでしまいましたが、障害物のほとんどない広い空間のお稽古場は、建物が倒壊しない限り安全と、じっとしていました。お稽古に向かっていた人は電車が止まりいらしゃれませんでしたが、近所の徒歩可能な方はいらして日本舞踊のお稽古をしていかれました。さて、地震時にお稽古していた二人の住まいは鎌倉と日野。歩けませんねえ、泊まっていけば？「いえいえ、カラオケにでも行ってます」と遠慮してますが、「みんなそう考えるだろうから混んでいて無理です。遠慮せず泊まってらっしゃい。」で鯉好先生の住まいに泊まっていかれました。大事なお嬢様二人何かあったら大変。よかったよかった

最強のコンビ

この二人、とにかく元気当人的には「年取って若い時と違う」と言っていますが、歯応えのあるものでも美味しく食べられて、温泉入って、おしゃべりして、お土産買って

親孝行

夫婦それぞれの母親と淡島に行ってきました。豪華な料理とお部屋でゆっくりして、帰ってきました。前回は雨で富士山が見えませんでしたが今回は綺麗に富士山が拝めました。偶には親孝行しなきゃねえ。

元気の素は日本舞踊

７８歳になった鯉好先生は長男一家がお誕生日を祝ってくれるというので、門前仲町から汐留に出かけました。洋服を着て歩いていると（鯉好先生曰くいつも通り普通に歩いていたそうで）知らない人から「颯爽と歩いていらっしゃるけど何かお仕事をしているのですか？」「は？日本舞踊を教えています。」「やっぱり！違いますね。失礼ですがお歳はおいくつですか？」「もう８０歳に近いんですよ」「お若い！」と言われたそうです。知っている方からお世辞にお若いですと言われるのと違って、知らない方がわざわざ声をかけてくるとは、、、