もう一回初唄です。念願の国立劇場で「舞妓」を踊ってご主人に惚れ直されたMさんももう直ぐママになります。やっと滑らかに踊れる様になってきたのに就活が忙しく思うようにお稽古に通えないAちゃん、「お染」から22年振りに「お夏」を国立で踊ったKちゃん、そして私鯉絵の初唄です。
習い始めて二年以上の方々です。初心者には西川流の干支にちなんだ「初唄」は難しいのでこの辺の方たちからです。学生と女優の両立をしているCさん、日舞サークルから本格的に西川鯉男稽古場に通う事になったMさん、今春学生から社会人になる期待の女形Dくん、18歳から習い始めもう直ぐママになるUちゃんはもう10年もいらしてるのですねえ。
入門、半年のCちゃん、1ヵ月半のKちゃんの若手二人です。たった6回のお稽古で人前で踊れちゃう方も居るのですよ!着付けも習わず、お稽古場に着物を一人で着付けて来る器用さ。ちょこっと変な所や着付けのコツも教えてあげるので日本舞踊と着物の着付け両方上手くなりますね。着物は慣れですもの。
連休の真ん中、お正月の装いで集まって踊り初めをしました。グループに分かれて其々に踊り、御寿司やローストビーフを食べ、ビンゴをして楽しみました。鯉好先生から今年も踊りが上手くなれるよう頑張りましょう!と年頭のお言葉があり、一堂決意も新たに、楽しく華やかな一年のスタートです。
踊り初めの前なのに、お稽古しちゃいました。2週間も間が空いて踊り初めだとお弟子さんは上手く踊れないので、踊り初め以降のお稽古日では今月の回数もとれないしで、やることにしたのです。皆さんに好評だったのですが、困ったのが年賀の挨拶。もう一回踊り初めですると、ちょっと変かも、、、
母と長男と3人で歌舞伎座夜の部を見てきました。晴れ着を着ての観劇はホント久しぶりです。やっぱり1階は見やすいですねえ。演目が何よりお正月気分を盛り上げてくれます。「鰯売り」は初めて見たのですが、ふわーと幸せな気分にさせてもらいました。不景気で大変な事になっている今こそ、こういう芝居を見て明るい気持ちになりましょうよ!