浴衣浚いでは初めての演目です。菜の花の大道具、保名の長袴と病鉢巻の出で立ち、本舞台ならあるはずのそれらがない浴衣浚いでは、相当の技術が求められます。春ののどかな菜の花に蝶が舞う中、悲恋の青年の狂気と悲しみと美しい華やかさと、懸命のお稽古で表現できました。
浴衣浚いでは初めての演目です。菜の花の大道具、保名の長袴と病鉢巻の出で立ち、本舞台ならあるはずのそれらがない浴衣浚いでは、相当の技術が求められます。春ののどかな菜の花に蝶が舞う中、悲恋の青年の狂気と悲しみと美しい華やかさと、懸命のお稽古で表現できました。
二人立ちのものはお稽古時間を合わせなくてはならず、スケジュールの調整から始まり、ハードな振りとお互いの呼吸を合わせるのと、習う方も教える方も大変でしたが、踊った後の達成感は格別だったはずです。
今回の鯉男会では最高齢の八十路となりますが、立ったり座ったり、二枚扇を華麗に操り、多摩川の流れを表現して踊りきりました。来年は何を踊ろうかと元気いっぱいです。
注意されたところは次のお稽古までにきっちり直ししてくる熱心さ、そうなると教える方は嬉しくなって、もっともっとと教えちゃいます。習い上手なんですね。