ユッコ姉の日記

日々思うことをタリラリラン♪っと・・・。

現実って厳しい・・・(その1)

2008年09月13日 17時06分28秒 | 子供・・・
とりあえず、アジア全体の大地震はなかったようで、良かったワア~

さて、今日はオシメの学校の「進路講演会」に行ってきました。

障がい者就業・生活支援センターの人が来て、いろいろ話してくれましたが・・・
う~ん、公共機関のする事はさっぱりわからない・・・
で、結局何をしてくれるの?ってカンジ・・・ε-( ̄ヘ ̄)┌

私達が知りたいのは、
障がい者就業・生活支援センターがどうして出来たか?とか、
何人の人が登録しているのか?とか、
どこに障がい者就業・生活支援センターがあるのか?
なんて事じゃなくて、
もっと具体的に、企業との交渉の仕方とか、手続き方法とか、
細かく例をあげて教えて欲しいんです。
せっかく時間を作って行ったけど、あんまり役にたたない講演会だったー

でも、私の本当の目的はこの「講演会」じゃない。
他のママ達との情報交換!
みんなアチコチ遠くから来てるから、普段は全然顔を合わせる事がない。
だから、こんな時しかあって話す事ができないんですよねえ~
と、言う事で、
講演会が終わってから軽く1時間ほど立ち話の後、みんなでランチー
そこで、いろんな情報を手に入れました。

まず一番驚いたのは、
現在オシメが通う、”特別支援学校高等部”を卒業しても、高卒にはならない!という事実・・・
えー!なんで?障害児ばかりだけど、一応 ”高等部”なんでしょおー!(??)
理由を聞いて納得。
この学校の高等部は、いわゆる履修不足に当てはまるからー
以前、有名進学校なんかが、受験科目だけしか生徒に教えてなくて、
国が定めた履修が終わっていなくて問題になった事を覚えていますか?
ちょうど今、ドラマ「太陽と海の教室」でも、同じ事が出てたけど、
オシメの通う高等部は、また違った意味で履修不足に当てはまる。
だって、全く勉強してないんだもん・・・
入学して教科書を受け取った時には驚いた。小学校低学年の教科書・・・
授業日程に至っては、作業学習が1日4時間。残りの2時間が教科の勉強ー
殆んど、職業訓練所・・・
と、言う事で、この学校の高等部を卒業しても、オシメ達はあくまで中卒。
まあ、しいて言えば「職業訓練所卒業」と同程度・・・
入学した今頃になって、そんな事知っても、今さらなんともならないよお~

次に知った事は、障害者年金についてー
年金って言うんだから、てっきり60歳以上とかにならないと貰えない物なんだと思ってた。
でも実際は、障害者年金は20歳からもらえるんだって。
ただし、コレには条件が沢山あって、
まず、障害の程度が1級か2級。
次に、家族の財産が500万円以下ー
(これ、家族全員の財産の合計金額・・・
 例えば父親が500万円以上の価値がある家を持ってたらそれでアウト。
 アパート暮らしで、
 父親の給料と母親のパート代と兄妹の給料を合計して500万円以上だったらアウトー
 祖父母が同居していたら、その祖父母の年金額も合計に加算される・・・
 とにかく、家族全員の財産額が500万円以下でないと貰えない・・・
他にも病院の診断書が必要だったり、すでに厚生年金に加入しているとダメだったり、
かなり、厳しいー
その上、子供名義で貯金しいている貯蓄額や、子供名義の資産がある場合は、モチロンダメ!
つまり、生活保護を貰うような暮らしをしていないと、もらう事はむつかしい・・・

まったく、なんて制度なんでしょう・・・
障害児を持つ親は、子供の将来を考えて、少しでも子供に資産を残してやろうと考える。
でも、それが返って仇になる・・・
でも、国から貰える障害者年金額は、年額70万円くらいー
これだけでどうやって生活していけと?
第一、この金額だって年々減らされているー
とにかく国は、払いたくないんだろうね~。

だからと言って、障害者がガンガン働けるか?って言ったらそうじゃない。
一般就労はとんでもなく狭き門だし、(1人の求人に、倍率何十倍なんてのも珍しくないー)
そして「障害者自立支援法」によって、
働けば働いただけ、このわずかな年金からお金を払わなければならない人もいるー
支援法が実施されてから、授産所などで働いていた障害者が、
その職場を辞めなければならない状態になったのはそのせいだ。
それでなくとも給料は毎月1万~2万円しかない。
しかも節約して貯金する事も出来ない。
家族もかなり貧相な生活を要求される。
そこまでして受け取った僅か70万円のお金から更に持って行かれる・・・
はっきり言って、生活不可能・・・


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