ユッコ姉の日記

日々思うことをタリラリラン♪っと・・・。

現実って厳しい・・・(その2)

2008年09月14日 17時16分46秒 | 子供・・・
昨日の続きです。

障害者年金をオシメに当てはめてみる。
まず、今の段階ではオシメは軽度なので、1級・2級の障害者認定をもらう事はむつかしいー
次に、ウチは持ち家だから、その時点で500万円オーバー。
だいいち、年収500万円以下では、家族5人生活していけないー。
そう考えていくと、オシメが障害者年金を貰うのはムリそうです・・・。
もし貰おうと思ったら、
私は主人と離婚してオシメと2人だけでアパート暮らしでもするしか方法はないです。
(それでも、オシメが1・2級の認定がもらえなければ意味ないですけど・・・

では就職の方はどうなのでしょう?

3つ目に私が驚いた事。
それは、障害者の就職枠、いわゆる「障害者枠」は、正社員扱いじゃない!と言う事実ー
私は「障害者枠」と言うのは、一応正社員で、
その中で障害者と言う事で給料が少ないのだと思っていました。
でも本当は、殆んど時給制ですー
しかも障害者という事で、県の最低賃金(ウチの県は685円)を守らなくてもいいんです。
県に適用除外の申請をすれば、時給685円以下でOKが出る。
(知り合いの息子さん(Eクン)は、時給635円だそうですー
 しかも仕事が少ない時には、朝会社に行くと「今日はいいからー」と帰されるー
 だから1ヶ月働いても、5~6万円くらいにしかならない・・・
つまり、例え軽度の障害で、普通に業務が出来たとしても、「障害者枠」で入社すると、
パートやアルバイト以下の金額で同じ仕事をやらされる・・・
(最も、その程度の障害だと、会社の方も国から貰える助成金は少ないです。
 だいたい月2万円程度が会社に助成金として入金されます。
 会社にしてみれば、使ってもらえるだけありがたいと思えーってトコでしょうかー

また、以前の記事にも書きましたが、企業は軽度より重度の障害者を喜びます。
それは、障害が重度なほど国からの助成金額が増えるからー
上に出てきたEクンの勤める会社は、
Eクンの他にあと2人障害者(Sクン・Pクン)を雇っています。
でもこの2人はEクンより障害の度合いが高い為、
通勤に2人、勤務中に2人、合計4人の付き添いが付きます。
1人に1日4人なのだから、
SクンとPクンの2人で合計1日に8人の付き添いを使っています。
会社には、付き添い1人に付き月額1~2万円程の助成金が下りますので、
ひと月に付き添い人の助成金だけで8~16万が降りることになります。
でも、SクンとPクンの時給はEクンと同額ー
簡単にひと月の助成金を計算してみましょうかー

Eクン 助成金2万円-給与5万円=-3万円
Sクン 助成金3万円+付き添い助成金4万円-給与5万円=+3万円
Pクン 助成金3万円+付き添い助成金4万円-給与5万円=+3万円

この計算は単純に一番低い金額でしましたが、
あくまで憶測ですので正しいかどうかはわかりません。
これ以外にも、雇用している障害者の為に(と言う理由で)会社内の一部を改装したり、
何か特別な事をすると、助成金が貰えたり、税金が免除されたりします。

そして、たちの悪い会社だと、この助成金が貰えなくなる2~3年を過ぎると、
障害者をクビにして、次の障害者を雇って、再び助成金の申請をしますー

まあ、会社の助成金は置いといても、国は障害者に自立しよ!と言ってるんですよね?
月々5万円そこそこの収入で、どうしたら自立できるのでしょう?
今時、ワンルームひと部屋でも、5万円では借りられませんけど・・・

障害者年金は貰えない、障害者枠では生活していけない。
では、普通にパートやアルバイトとして働くのは?
普通にパートやアルバイトとして1日8時間働けば、
時給は最低賃金が守られるので、最低でも685円。
685円×1日7時間×月25日勤務=119,875円
とりあえず10万は入りますかね?
うまくすれば、社会保険にも入れます。
ただ・・・
普通に入る事が出来れば・・・ですがー


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↑まだ障害者の就労の話しは続きます。
 つまらないかもしれませんが、今しばらくお付き合いしてくださいね。
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