ミクロもマクロも

心理カウンセラーが気ままに書き続ける当たり前

ジャックと豆の木

2005-09-20 06:14:34 | Weblog
「マリリンちゃんおはよう!」
って、お散歩で歩く私達の後ろから朝のご挨拶。ご近所の奥さん、
コタクンの飼主。コタクンも、同じシーズー犬。
そちらのお宅の傍でね。しばらくしてそのお家の前に来ておしゃべりし
出したら、さあ、中でコタクンのご不満の声。
ボクも出る!出して!早く!早く!出して~~!の吠え声なのよ。
それを無視して、
「これ、あげるわ。お家にお持ちしようと思ってたのよ」
「何?初めて見る植物だわ。 嬉し~い! ありがとう。さっさと戴い
 ていいのかしら?」
「ええ、もちろん。そのつもりで買ってきたのですもの」
「なあに、この丸いのは?」
「それがどうも命名の元じゃない?なんせ、『ジャックと豆の木』と言
 う名前の植物なのよ」
「フフフ、つけたものだわね。ジャックと豆の木なんて。地植えしちゃ
 ったら、アラララって、天まで伸びちゃったりして?」
「そうなったりしてね。まさか! でも、なんだか面白いでしょう?」
「ええ。色々想像できる木なんてないものねえ、面白がりましょう。
 ホントにありがとう。寒くなったらお家の中なのね、わかったわ」

外に出してもらったコタクン。いつもはお互いに、通り一遍の接し方な
のに、今朝のマリリンの様子は全く違うのよ。
「マリリンちゃん、どうしたの?」
コタクンに擦り寄る擦り寄る、コタクンたじたじ。
「1週間位前だったら、コタクンはパパになれてたかもしれなかったの
 よ。でももう、今じゃ無理だと思うわ。では、次回に挑戦しましょうか?」
「エ~ッ、大変よ。貰い手を探すのが」
「大丈夫。息子も欲しいって言ってるし、ご近所の孫なし夫婦に1匹ずつ
 あげちゃうのよ。4匹はもう決まり!ってね」
「でも、可愛いから、手放せなくなったりしてね~」
「そのときはその時にね。次回がラストかも知れないのよ。3才までですよ
 って、トリマーが言ってたから」

さあて、図書館の児童文学コーナーに行って、『ジャックと豆の木』のお話の
おさらいをしてこなきゃ!あっという間にその木が伸びた、だけよ記憶にある
のは。嬉しいわねえ、こうやって新しい植物に出会って、それが懐かしい物語へ
誘ってくれるなんてね。
でも、どうする? ドンドン伸びて、動かす事もどうも出来なくなったら?

アッ、畑は畑になりました。この3日間で。
黒のビニールで畝を覆って、ハルナサンの所は、本格的にネ。
私も、「ここは私の所!」で、チンゲン菜(パクチョイ)、春菊、ふだん草
(これは南のお野菜よ。売ってないわ)。ハルナサンが、沢山種を買っていら
して、その中から人参の種を少し戴いて、初めてそれを撒いたわ。
後からやって来たセニョール・ダン。
「飲みます?」
「オー、もらおう!」
って、なあに、仕事の前にビール?エッ、私?もちろんお相伴したわよ。
炎天下のビールは美味しい!まあ、それに限らずだけどね。

朝早く、畑にいらして一仕事済ませて。
そのハルナサン。畑に色々置いていらしたのよ。
「ねえ、キャンプ、フフフ 夜逃げ、野営オーケーの用意じゃない?食料買って
 きたら、もうなんでも出来るわね」
「色々買いましたよ」
あとは発電機があれば言うことなし!の準備なのよ。彼は今、初体験を面白がっ
ている様子。果物を植えたいって。木ものじゃなくね。そのうちイチゴの苗が出
てくるでしょうから、楽しみは続くです。