夏野菜の定番の一つに「ゴーヤ」の存在がある。独特な苦みを持った野菜で、好き嫌いが激しいかも知れない。夏の蒸し暑さを防御するには打って付けかも知れず、夏バテ防止の栄養食品とも言えるかも。私宅ではチャンプルや天ぷらにして賞味する事が多いがその他のレシピも数多いようだ。ツル性の野菜で栽培が簡単な為か、5月初旬の連休頃に売り出される事が多いようだ。子狸が通う種苗店では、売れ筋で無いのか店頭に並ぶのが少ない。一寸油断すると消え去ってしまうのだ。そこで今年は種から育てることにした。南洋産の植物だけあって暑さと湿気とを好むようだ。概ね気温が25度位以上ある方が望ましいようで、露地での種蒔きには5月の末か6月初旬ぐらいが好ましいのかも。
画像は5月の中旬に種蒔きした物、未だ発芽はしていない。累計の温度が不足のようだ。ネット下に植え込んでいるのは、野生のゴーヤ・・・・・と言えば驚かれるかも知れないが、恐らくこぼれ種が発芽した物だろう。想定外の場所にて成長しつつあった物を移植したものだ。この「こぼれ苗」があったおかげで助かった次第。どうやら市販品のゴーヤはハウス内で加温して栽培したものかも知れない。当地での露地栽培には相応の注意が必要なようだ。又、連作障害が発生しやすいようでウリ科の野菜を栽培した跡地は避けるべきだろう。栽培には多肥を好むようなので、肥料の散布は多めが適しているのかも。
ゴーヤの栽培に挑んだのは特別な事情があった。昨年の夏、例の「百姓候補生」氏から「ゴーヤ茶」なる物を頂戴したのだ。飲んでみたらと勧められてしばらく愛飲したのだが、さっぱりとして飲みやすかった。何よりも腸に働くようで、便秘を防除する機能があるとか。ご存じのように年齢を重ねると腸の働きは鈍ってくる。ご婦人を中心に便秘と成りがちな傾向にあるようだ。それよりも何よりも、腹の中がすっきりして快調なのは有り難い状況、ゴーヤで対処出来るのなら簡便で助かるもの。「快食・快眠・快便」は人間に必要で大事な基本原則とか、予防策に走ることに致しましょうか。ということで今年の夏はゴーヤ栽培に挑戦し、ゴーヤ茶作りに励んでみるかと。
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