私の名前はヨーコ、小学1年生です。
私の友達にエンゼルがいます。
名前は天使ちゃんです。
毎朝、私は天使ちゃんと学校へ行きます。
だけれど、天使ちゃんは小学生ではないので学校には入れません。
だから、毎朝、校門の所でバイバイします。
そして、学校から帰る時には、天使ちゃんが校門の所に来ていて、一緒に帰ります。
家に帰ってから、宿題をする時も、ほかの友達と遊ぶ時も、天使ちゃんはずっと一緒です。
ある日の朝、友達の天使ちゃんがカゼを引いてしまいました。
『ゴホン、ゴホン。』
熱をはかると38度あるので、今日は私のふとんの中で寝ていることにして、私は一人で学校へ行きました。
『学校へ行ってくるわね。早く良くなってね、バイバイ。』
『ええ、気を付けて行ってね。』
『うん、わかったわ。』
そして、天使ちゃんは背中の羽根をたたんで、頭のリングを外して、私のふとんの中で寝ました。
私のお母さんが
『天使ちゃん、おかゆを作ったので食べてね。』
と言って台所からおかゆを持ってきてあげました。
『ありがとう、ゴホン、ゴホン。』
『どう、おいしい?』
『ええ、とってもおいしいわ。ごちそうさま。』
『ゆっくり寝ててね。』
『ええ、ありがとう。』
私が学校へ行くと、同級生の男の子が聞きました。
『いつも学校の門まで一緒来る友達は、今日は来ないのかい。』
『今日はカゼを引いて家で寝ているの。』
『ふぅ~ん、カゼかぁ。』
友達には天使ちゃんはエンゼルだということを話していませんでした。
天使ちゃんの熱が下がらないので、お母さんが天使ちゃんを病院へ連れて行きました。
しかし、お医者さんは
『カゼをひいた子供さんはどこにいるの?』
『ここにいますけれど。』
『ゴホン、ゴホンとセキは聞こえるけれど、どこにいるのか見えないね。』
天使ちゃんは、私のお母さん以外の大人の人には見えないのです。
仕方がないので、帰ってきて、また私のふとんの中で寝ました。
私の友達にエンゼルがいます。
名前は天使ちゃんです。
毎朝、私は天使ちゃんと学校へ行きます。
だけれど、天使ちゃんは小学生ではないので学校には入れません。
だから、毎朝、校門の所でバイバイします。
そして、学校から帰る時には、天使ちゃんが校門の所に来ていて、一緒に帰ります。
家に帰ってから、宿題をする時も、ほかの友達と遊ぶ時も、天使ちゃんはずっと一緒です。
ある日の朝、友達の天使ちゃんがカゼを引いてしまいました。
『ゴホン、ゴホン。』
熱をはかると38度あるので、今日は私のふとんの中で寝ていることにして、私は一人で学校へ行きました。
『学校へ行ってくるわね。早く良くなってね、バイバイ。』
『ええ、気を付けて行ってね。』
『うん、わかったわ。』
そして、天使ちゃんは背中の羽根をたたんで、頭のリングを外して、私のふとんの中で寝ました。
私のお母さんが
『天使ちゃん、おかゆを作ったので食べてね。』
と言って台所からおかゆを持ってきてあげました。
『ありがとう、ゴホン、ゴホン。』
『どう、おいしい?』
『ええ、とってもおいしいわ。ごちそうさま。』
『ゆっくり寝ててね。』
『ええ、ありがとう。』
私が学校へ行くと、同級生の男の子が聞きました。
『いつも学校の門まで一緒来る友達は、今日は来ないのかい。』
『今日はカゼを引いて家で寝ているの。』
『ふぅ~ん、カゼかぁ。』
友達には天使ちゃんはエンゼルだということを話していませんでした。
天使ちゃんの熱が下がらないので、お母さんが天使ちゃんを病院へ連れて行きました。
しかし、お医者さんは
『カゼをひいた子供さんはどこにいるの?』
『ここにいますけれど。』
『ゴホン、ゴホンとセキは聞こえるけれど、どこにいるのか見えないね。』
天使ちゃんは、私のお母さん以外の大人の人には見えないのです。
仕方がないので、帰ってきて、また私のふとんの中で寝ました。