今朝も愛犬と朝の散歩に出かけました。
「立春」の頃、春を探していたのと同じように、秋を探して歩きました。
ふと、日差しが弱くなっていることに気が付きました。
7月に比べると、陰の部分が多くなっています。
夏至が一番太陽高度が高いのですから、少しずつ日の出が遅くなり、太陽高度は低くなっていくはずですね。
夏至の頃は、このあたりは日差しが強くて、朝の散歩の時間帯には、歩くことができませんでした。
最近は、陰になっているので、歩けるようになりました。
平安時代の和歌にちょうど、この時期のことを詠んだものがあるそうです。
「秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞおどろかれぬる」
現代風に訳すと・・・
「秋が来たと、目にははっきりとは見えないけれど、爽やかな風の音で(秋の訪れに)はっと気付かされた。」
詞書(ことばがき)には「秋立つ日詠める」とあり、「立秋」の日の歌として知られています。
なるほど・・・。
そうですよね・・・。
今の私の気分にぴったりとあてはまります。。。
平安時代の古今和歌集におさめられているそうですが、平安時代の歌人と同じ気持ちになれたかと思うと、ちょっと嬉しい気分がしました。
空を見ると、少しずつですが、秋の雲も見られるようになってきました。
昨年も同じ時期に、二色のオシロイバナを見つけたのですが、今年も見つけました。
一つの花に二つの色があるのは、めったに見られません。
今年咲いているオシロイバナの中では、この一凛だけみたいです。
明日はお墓参りにに行く予定です。。。