かんりにんのひとりごと

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大河ドラマの話で盛り上がる

2024-03-11 | テレビ・映画

 

私の職場は、50代から60代、70代の方ばかりが働いており、比較的年齢層が高いです。

 

みなさん、朝の連続ドラマや、日曜日の大河ドラマを見ておられる比率が高いようです。

 

昨日の大河ドラマ「光る君へ」が、NHKとしては、やや踏み込んだストーリーだったので、職場でも話になりました。

 

一昨年も、「鎌倉殿」を見ていた時に、壮絶なストーリーに、ああだこうだと話していたのを覚えています。

 

 

 

権力争いのトップに立つ藤原家一族の息子、藤原道長と、源氏物語を執筆した紫式部のラブストーリーでした。

 

この物語は、平安時代のお話ですが、セリフはすべて現代語の標準語を使っています。

 

それが、見ている人には、わかりやすくて、ストレートに気持ちが伝わってくるようです。

 

平安時代ののんびりとした、わけのわからない言葉を使っていたら、細かなやり取りが見ている人には、伝わりにくいでしょうね。

 

昨日の、道長と紫式部とのやりとりも、現代のお話かと思われるような、よくわかる展開でした。

 

醜い権力争に嫌気がさして、地位も名誉も捨てて、一人の女の人と駆け落ちをしようという道長に対して、嬉しい気持ちはありながらも、そんな地味な道長は思い浮かべることはできないという紫式部さん・・・。

 

立場の違いというものが、大きな壁になって、二人の間には立ちはだかっているのでした。

 

 

 

この話だけならば、単なるよくあるラブストーリーなのですが、もう一つは天皇に自分の娘を嫁がせて、子供を次の天皇にしようという激しい権力争い・・・。

 

昨日は、花山天皇を無理やり出家させて、娘が産んだ子を、次の天皇にしてしまうという、闇夜のクーデターが描かれていました。

 

特に私が、すごいなあと、感心したのが、悪役のキャラクターを一手に引き受けている道長の二番目の兄の藤原道兼でした。

 

花山天皇に取り入って、忠誠を誓うようなふりをしていて、出家させた途端に、裏切って捨ててしまうという名演技・・・。

 

あの時の、いかにも悪そうな顔つきは見事でした。

 

悪役がああも見事にできるとは、なかなかすごいなあと職場の方たちと語り合いました。

 

 

 

 

同僚の方は、安倍晴明もなかなかの悪い奴だなあという話をしておられました。

 

全くです。。。

 

道長と紫式部とのラブストーリーと、一方で権力のトップの座を狙う醜い争い。。。

 

そんなことが、相まって、今年の大河ドラマは私の周辺ではなかなかの高評価を得ています。

 

毎年の戦国や幕末の物語とは一味違うストーリー展開に期待しています。

 

 

 

 

久しぶりに、遠くまで散歩に行ったら、キンクロハジロちゃんを見かけました。

 

夕日が背中に当たって、顔が見えなくなってしまいました。

 

 

 

まさに・・・「どうする道長」という題名を付けたいです。。。