
今日はあいにくの雨模様でした。
しかし、お休みの日だったので、前から行きたかった仁和寺の「御室桜」を見に行きました。
仁和寺の桜は、「背が低くてきれい」だと聞いていたので、ぜひ一度見たいと思っていました。
雨模様でしたが、その方が人が少ないと思っていたのですが・・・。
なんのなんの、雨の中でも大勢の人が見に来られていました。。。
すごいですねー。。。
この桜は、ソメイヨシノとは、種類が違うみたいですね。
雨も降って、花がかなり散ってしまったようですが、少しだけ残っていてくれました。
本当に背が低いです。
一説には、仁和寺は宇多法皇が作ったとのことで、代々皇室の子孫が寺院を継いだことから、上を見上げることが無いように、低い桜を植えたとのことでした。。。
確かに、低い桜で、傘をさして歩くのが大変でした。
宇多天皇というのは、平安時代の初めの頃に、天皇中心の政治を作ろうと頑張った方らしいです。
有力な貴族の『藤原氏』を排斥しようと、「菅原道真」を登用して、頑張ったのだけども、なぜか途中で投げ出して、出家してしまって法皇になったそうです。
菅原道真は、陰謀にはめられて、左遷されて、九州に行かされる羽目になったとか・・・。
さぞ、無念だったことでしょう。。。
九州へ行く前に、菅原道真が最後に宇多法皇に挨拶するために立ち寄ったそうです。
その時に、腰を掛けた石が今も残っていました。
切ない話です。
低い桜と五重塔が綺麗でした。
晴れていたら、きっともっときれいだったことでしょうね。
念願の「御室桜」を見ることができて、満足して帰りました。。。
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