今日も蒸し暑い日となりました。
今日は、孫が遊びに来ていて、一緒に公園に行きました。
いつものように目いっぱい遊ぼうと思っていたのですが、暑くて暑くて、体がだるい感じでした。
やはり、この時期はまだ暑さに慣れていないのかもしれませんね。
さて昨日、養源院に行ったのは、俵屋宗達さんの絵が見たいという目的がありました。
俵屋宗達さんというと、「建仁寺」の『風神雷神図』が有名ですね。
昨年、「建仁寺」へ行き、その複製品を見ることができました。
見事な絵で、後世になって、模写をする人が多かったようです。
その宗達さんが描いた絵が、養源院にも残されていました。
残念ながら、撮影は禁止でしたので、パンフレットに掲載されていたのもを撮影しました。
最初の絵が、「白象図」で、この絵が「唐獅子」とのことです。
どちらも、実際には見ることができなかったのだと思いますが、想像上の動物を杉の戸に書いたのだそうです。
どちらも、作風が独特で、ややユーモラスな感じを受けます。
寺院の扉なので、結構大きなもので、迫力がありました。
この絵が描かれたのは、江戸時代の初期で、狩野派が全盛を極めていた頃です。
しかし、狩野派は二条城の障壁画の制作で忙しかっため、宗達に白羽の矢がささったという説もあるそうです。
青もみじが大変綺麗でした。
俵屋宗達は、その後の江戸時代の多くの画家に影響を与えたそうです。
ご本人は、亡くなってからなので、ご存じないと思いますが、「琳派」という芸術の流派の祖とも言われているそうです。
俵屋宗達さん・・・。
素性はよくわからないみたいですが、豪商の家庭に生まれたのだそうです。
一つの寺院を訪れるたびに、数多くのことを学ぶことができます。
それが寺院巡りの楽しみなんですね。
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