青少年健全育成市民運動推進大会が、今日午後2時から女性総合センター・アイムホールで開かれた。
主催者、来賓のあいさつ、青少年健全育成地区会の委員長退任者等青少年健全育成功労者の皆様に感謝状が贈呈された。
今年は珍しく、立川市の全地区の半数の6人が交代し、大幅に委員長の顔触れが変わった。
立川市の子ども育成課長から、健全育成に関する行動方針が示された。この行動方針も今年度中に見直しが検討され、来年度は新たな行動方針が示される予定となっている。
第2部は、かつて立川市教育委員会で指導主事を務め、現在、東京都青少年・治安対策本部総合対策部青少年担当課長の常盤隆氏による「子どもに社会性を育てるための地域の役割」と題する講演があった。
講演の骨格は、平成20年11月21日に出された、若者を社会性をもった大人に育てるための方策について-社会の絆の回復を目指して-と題する、「第27期東京都青少年問題協議会意見具申」である。この答申については、殆ど読んでいないので、不正確なものとなるとは思うが、講演を聞き、理解した範囲で感想を書いてみたい。
今回の答申は、従来考えられていた、青少年健全育成の枠を超え、成人年齢を超えても社会にうまく適応できない、自立できない、精神的に大人になりきれない若者がどのような環境の中で育ってきたのか、何がその要因なのかを探り、どう対応していかなければならないのかを模索したものであると思われた。
その中のキーワードは「非社会性」ということではなかろうか。
いずれにしてもこの意見具申をもう少し勉強してから何かを書いてみたい。