昨日、ヨコハマトリエンナーレの黄金町バザールと日本郵船海岸通倉庫に行き、水上バスに乗り夕景から夜景を楽しんだ。
横浜美術館からシャトルバスで日出町まで行き、歩いた。
黄金町は旧青線地帯である。
青線と言ってすぐにわかる人はもうあまりいないのではなかろうか。
売春防止法が施行される前の非合法で売春が行われていた地域のこと。合法的な地域を赤線と言った。
黄金町は、その後もある種問題を抱えた地域であったそうだ。
地域のイメージを変え、誰でも気軽に訪れる街に変えるための運動が展開されたそうだ。
その中核となったのが、地元の環境浄化推進協議会とヨコハマトリエンナーレと連携している黄金町バザールの中核となって活動している、NPO法人黄金町エリアマネージメントセンターである。
黄金町バザールは平成18年から始まったそうである。
町づくりの一つとして、大いに参考になるのではなかろうか。
街の姿を変える。幾つか新し雰囲気の建物がある、その一つ・・・「黄金ミニレジデンス」
最初に入ったのが竜宮美術館。
狭い階段と廊下。戸をあけると三和土の小さな玄関。
正に、その景色があった。青線時代の生き残りの建物であろう。
何故、青線の建物の構造を私が知っているのか。
嘗て立川にも、赤線と青線があった。廃止された後の建物は、今のワンルームマンションのようなもんである。私の友達の何人かはそこに住んでいた。だから知っているのである。
部屋は当然に、廊下同様に狭い。
そこに作品があった。
その時代を垣間見たことのある人が入れば、若い人とは違った感情を抱くであろう。正にインスタレーション。
竜宮美術館の傍に気になる建物があった。
中の様子は・・・・
猫がいた。何匹も、違った表情で。