しばらくぶりにマーボ豆腐を作った。
作ったと言っても、最初から作ったわけではない。
インスタントのマーボ豆腐の素を買ってくる。
それに少し手を加える。
余談だが、辛いものは好きである。
辛さにもいろいろある。
当然香辛料の違いである。
長い間、カレーの辛さは独自の香辛料を使っていたと思っていたが、トウガラシ、しょうが、胡椒などであった。
中国料理で辛さを表す言葉に、「ラー」と「マー]がある。
「ラー」は、辣油に代表され、唐辛子の辛さである。
これに対し、「マー」はマーボ豆腐に代表され、胡椒の辛さである。
マーボ豆腐の辛さは豆板醤と胡椒が主なものである。
胡椒も白胡椒や黒胡椒ではない。
花椒(ホアジャオ)を使う。粉ではなく、作る時に実をすりつぶして使う。
独特の香りが楽しめる。
ヨコハマトリエンナーレに行った時、中華街で買ってきた。
辛口のマーボ豆腐の素を買ってきて、豆板醤と花椒を加えて、激辛を作る。
家族誰も食べない。
インスタントは三人前なので、翌日はラーメンに入れてマーボラーメン。
真夏の暑い時に食べるのも最高だが、寒い冬も体が温まって、最高。
頭から汗を出して、タオル一本びっしょり。
条件反射なのか、ブログを書いている今、頭から汗が出ている。