オストメイトで山賊と海賊・・・銀座のコテコテ周旋屋のよもやま話

去年は100の山を愛し、今年は108の山に恋をする。
夏は太平洋の大波で泳ぎ続け、日本の自然を愛して66年。

キレイな満月の夜には俺も吠える

2022-11-09 10:58:47 | 身体障害者でも、介護と看護の日々

 

 官僚の家に生まれ、自身も官僚だった老人と、昨日は銀座の店の傍で会った。

 ・・・この10年、資産を食い潰して生きて居るよ、16か所に持っていた賃貸ビルやマンションが、残り5つになったから、これ以上長生きしたらホームレスだよ

 大笑いしていたが、そこまで莫大な資産を蓄えていた訳だから、結構な話ではある。

 いろんな豪勢な笑い話が次から次へと出て来ていたが、ま~、昭和は終わってしまってるさ。

 お互いに、マスクなど無しで大笑いしておったがな。

 

 ここまで世界の情勢が大転換をしてくると、いまさらアメリカの国内の選挙で バイデンだ! トランプだ! とやっていたって、大きな流れにはなんの影響もない。

 世界覇権国としてのアメリカの役割は終わっていると言える。

 しいて言えば、トランプ共和党が力を盛り返せば、ウクライナは停戦が近づくくらいだろう。

 差別民保護、弱者救済、金持ちを敵視する立場の左翼民主党自身が、欲ボケ守銭奴だったというオチは、世界中で普通に見かける光景だろう。

 どっちが勝とうが負けようが、アメリカ国内のインフレ対策にはなんの効果もないだろう。

 アメリカは先延ばしと誤魔化しだけで生き延びては来てるが、もう退場まで時間がなくなっている。

 俺が30年前に自覚して、想定していたよりも、はるかに時間がかかっているが、大きな流れは変わる訳もない。

 ネタばれしてくるアメリカン・ドリームはチャチな色が剥がれ落ちて、チャチがチャイナに代わるだけの話。

 そうしてアメリカは残念ながら国家分裂し、架空のバイデン側と、実体のトランプ側とに分かれてしまうだろう。

 バイデン大統領誕生から、そういう流れが明確になってる。

 簡単にはいかない基軸通貨国の、哀れな断末魔。

 島国日本のアメリカン大メディアに洗脳され果てている日本人は、架空の作り話で生かされていたことに、驚くことばかりになって行く。

 常に架空のアメリカに都合の良い情報ばかりで、この猿の島国は染め上げられていたことに気がつけば、まだお利口さんだろう。

 自業自得を痛感するのか、それでも国家のせいにして大騒ぎするのか、ワクチン接種にマスクを外さない皆さんに力が残っておればの笑い話だが。

 

 先週、安いとこで拾っておいた短期の金(ゴールド)が、もう跳ねあがっている。

 長期は死ぬまで放置、短期は今後の指標のインチキや、世界の情勢まで読んで、どうするかは考える。

 これで簡単に小遣いくらいは作れているし、世界の状況も自然に見え透いている。

 

 老々介護だとか、80ー50共倒れだとか、自分や親の財産を食い潰して、コミュニケーションも上手く取れないまんま生きて居る所帯も多いが、これが高度経済成長という、ただの復興のことを偉そうに自画自賛した嘘の後始末だと思えば、笑うしかない惨状だろう。

 自分の尻すら拭けないまんま、老いて周囲に世話になる。

 その生の楽しみは、結局のところ消費することだけ、猿の猿たる所以だろう。

 俺の親も2世帯同居で悠々と暮らしておったが、60歳過ぎて退職金を手にして、あとは年金だけで暮らせた世代だったが、その退職金すら使い果たし、無駄に広い家の公庫のローンが払えなくなり、俺が肩代わり完済してやって、結局は認知とボケの進んで来た昨年に、ラスト・チャンスだと銀座の傍に俺の独断で動かした。

 政府や国家を信じて生きた愚か者の、手も足も出ない結末だ。

 自分たちではナニも出来ない状態だったから、それはそれは大変な思いをして動き回り、実家の売却と片付けもして、新居の準備も色々と動き、看護や介護や病院の変更もすべて済ませた時には、心身クタクタになっていた。

 年金だけで暮らせるようにと生活設計もしてやって、たいして無い財産を上手く運用してやって、贅沢は出来ないまでも快適な日常を送れるようにと、この1年ですべてを作り変えてやった。

 近くに呼んだ以上は、その責任もすべて負う。

 世界の情勢と、島国の内情と、社会の動きも読み切って、笑って終わりを迎えられるようにしてやった。

 施設などに入れることはせず、この手で世話を続けて面倒を見ている。

 思えば10代の後半から家を飛び出して、この両親とは一緒に生活をしてないから、日常のことを理解することから始めていたが、その間抜けな大メディア信者の日常には、腹が立つより笑うしかなかった。

 さんざんに威張り腐って、のほほんと生きて来て、それに反旗を翻して家を飛び出た息子に毎日手を合わせ、世話になっている訳だ。

 10年前から延々と言って来たことを、いよいよ実行に移す時、まだ半信半疑で呆然と聞いていた二人、国家に貴方任せの世代の最終地点はそんなことになっている。

 この1年で、世界と日本、世の中社会の本当の話をキチンと教えてやって、いまでは浦島太郎のように、幸せだと暮らしているさ。

 子や孫の傍に自分たちから移っていかないかぎりは、たいして財産も持たない所帯では、孤独死か牢獄並みの施設しか行き場所はなくなっている。

 俺のところは俺が30歳半ばで独力で自営を始めて、無借金・負債なしでずっと続けているせいで、まだ良い方だろう。

 サラリーマンや公務員の餌もらい所帯だったら、こんな動きは出来るものでもない。

 住宅ローンですら、死ぬまで払い続ける見栄張り所帯も多い。

 そこまで俺自身は考えて、自営を続けて来てる。

 それ以外にも普通のオヤジの何倍もの家と命という荷物を背負っている訳だから、そりゃ~仕事は死ぬまで続けるつもりだ。

 こう生きる、であればいずれ背負うことになるモノは、あらかじめ想定して準備しておく訳だが、その為に今をどう生きるのか? 失敗は許されない一度の生の後半を、どう厳しく生きて行くのか? 面倒を見ている高齢者たちには、考えもつかない凄まじい日常がそこにはある。

 いい気なもんだぜ、昔話ばかりに花を咲かせてる老いぼれた連中は、さ。

 これが自分の親だと思えば、笑うしかなくなるのも、戦時中は大変だった!世代の、滑稽な猿芝居の始末だから。

 これから、世の中社会はどうなって行くのか? そこで自分はどう自由自在に笑って生きて行くのか? 

 綺麗ごとを言っておったって、ゼニカネがなければナニも叶わない。

 では最低限、ナニをしておくのか? 

 そうして自分自身の生涯の楽しみでもある地球遊びを続けて行く、身体に障害を負っても続けて行く、凄まじい日々が此処にはある。

 島国の愚かな猿の群れが落ちぶれ果てようとも、俺は関係なしに笑っていてやるわさ。

 

 さて、古典芸能の家を捨て、人間国宝とも言われる旦那にも三くだり半、後継者にもなれない子らも捨て、身のまわりの荷物を車に詰め込んで、みみっち~しがらみから家出同然で飛び出した70歳になる姉さんから、久しぶりに電話があった。

 実の姉さんではなく、銀座の老舗の家の出で、小股の切れ上がった古い付き合いの女性だ。

 見栄張りだけで傾いていた古典芸能の家元を切り盛りして立て直したのも、その姉さんだった。

 いまは軽井沢の築100年近い別荘で暮らし始めていると聞いた。

 この1か月でも2~3回は登っている信州の山々の帰りに、そこの傍をいつも通っていた。

 ・・・なんだ~、泊まってってよ、話しきれないくらいに話があるのよ~

 ・・・ワクチンなんかうってないわよ、世の中ぜんぶ狂ってきてるわよ、馬鹿馬鹿しい

 久しぶりに、正気の人間と話をしたような感覚で、嬉しかった。

 一回り年上だが、俺の続けている愉快な生き様も、昔からよくよく知って理解してくれている。

 人間の世界のことをグチャグチャになるまで生きて知り尽くしたら、あとは地球や宇宙と遊んで暮らす。

 こんな姑息でみみっち~人間の社会なんて、生きる糧を作るだけのことで、とっとと稼いだら退散するに限る。

 

 信州の山に登ってこなければ・・・俺には日帰りの距離。

 



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