こつなぎの写真ノート

身近な自然の彩りを楽しみながら

シュウメイギク(秋明菊)、2020年9月

2020-09-27 | 

庭では、キレンゲショウマやレンゲショウマなどの花々が終わると、シュウメイギク(秋明菊、キンポウゲ科イチリンソウ属(アネモノ属)の多年草、別名はキブネギク(貴船菊)、秋牡丹)が咲き始める。その咲きっぷりは、あたかも我が世の秋(?)を謳歌するのようである。そして、今年も、八重咲きのものに混じって、大部分の雄しべが花びらに変化した花が開いている。

 

東側の尾根から昇る朝日を浴びて。

 

 

最初は八重咲きの株を植えたが、ある年に突然、このかわりものが咲くようなった。突然変異が起きたのであろう。このものでは、タネができないので、地中の根を保存して咲き続けるようにしている。

 

 

こちらは、オリジナル品由来の花である。朝日を浴びると、花びら(実は、がく片)の純白感と透明感が増す。

 

背景はツクシシャクナゲ(筑紫石楠花)である。蕾は来年の春に開花する。

 

 

 

ときにはキーボードを消毒しようかと、アルコールジェルでボードを拭いてみた。念入りにやり過ぎたため、ボード内回路で電流のショートが起きてしまった。エタノールそのものでは、このようなトラブルが起きなかった。回路上に漏れたジェルに、導電性の成分が含まれているためであろう。結局、キーボードが今日まで使えなかった。失敗談まで。

 


今日の夕陽、2020年9月

2020-09-21 | 夕景

夕焼けが美しい時季になった。今日も夕焼けでの色彩に誘われて、わたくしは散策コースとして桐生川の堤防を歩いた。堤防のある位置で、対岸の大学のキャンパスを眺めたとき、夕陽が10階建てのビルディングの間に沈み始めた。

 

夕陽のダイヤモンドのような輝きかたは、不本意な環境に置かれている若者達を、激励するかのようであった。

 

夕陽がもっとも輝いた瞬間である。

 

久し振りに肉眼で直視できる夕陽。夕陽は、エールを送る役目を終えて、厚い雲の中に沈んだ。

 

 

9月21日午後5時過ぎ、桐生市にて。


今日の燃えるような朝焼け、2020年9月

2020-09-18 | 朝景

今日、当地での朝焼けはきわめて印象的であった。まだ、外が暗かったので、富士山のライブカメラ映像を見るかとパソコンを起動したとき、朝焼けの前兆として窓が赤くなり始めた。この前兆に急かされて、当方はいつもの散策コースに向かった。

 

午前5時過ぎ、朝焼けが始まった。朝焼けは、これほどまでに染まるのかと思うほど、鮮やかになった。

 

 

自分も赤く染まった状態で、この燃えるような朝焼けに視線を向けた。

 

 

この時季、太陽はこの山並みから昇る。東・北・西方向が山並みで囲まれた地形の街に、当方は住んでいる。

 

 

北東方向での朝焼け。朝焼けは約20分間ほど続いた。

 

 

 

 

 

余韻の時間帯にて。

 

その後は、上空を覆う薄い雲による太陽光の屈折に起因して、太陽に周りに虹が現れた(ただし、虹を肉眼で直視できなかった)。

 

 

9月18日、群馬県桐生市にて(EOS 6D、EF 17-40 mm F4L)。


富士山のライブカメラ映像(その6)、夜明け後の富士山に架かる二重の虹、2020年9月

2020-09-17 | 富士山ライブカメラ映像

この日、早朝のことであったが、富士山に虹が架かる映像が現れた。これほどまでに、くっくりとした主虹と副虹から成る二重の虹が富士山に架かることは稀な現象にて、例えば、「日の出直後の富士山に二重の虹」(朝日新聞デジタル)や「富士山周辺に朝から二重の虹」などのニュースタイトルが、ネットに登場している。

 

9月10日午前5時50分頃、「富士五湖TV」ライブカメラ映像から。

「山中湖平野(映像のタイトル)」

現地では小雨の天候になったとのこと、ライブカメラの絶妙な位置に感嘆する。

 

「山中湖長池」

NHK番組「チコちゃんに叱られる」での内容を思い出す。「雨の中で太陽がみえたら太陽の向かって走れ、そして雨から抜けたとき後を振り返れば、そこに虹が見えるだろう。運が良ければ。」。

 

「山中湖高台」

虹は山中湖の湖面に映っているようである。

 

「忍野富士」

 

「忍野八海」

 

「河口湖母の白滝」

この位置からの映像はスケールが大きい。

 

ちなみに、朝焼けの光景(9月4日午前5時過ぎ)

 

 

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ダンロードした映像については、セキュリティーソフトによる検査、現像ソフトによる画像処理(ノイズ減少、かすみ減少、トリミングなど(元の映像の雰囲気を損なわない程度に))を行っている。著作権上の注意(ホームーページから引用)画像への直接リンク以外なら、個人または報道の使用は当方への紹介リンク(または「富士五湖TV」と表記)を条件にご自由に保存してお使い下さい。


富士山のライブカメラ映像(その5)、朝日に染まる笠雲と吊るし雲、2020年9月

2020-09-12 | 富士山ライブカメラ映像

富士山のライブカメラ映像では、富士山ならではの大気現象について、興味深い映像がしばしば現れる。今週は、ろくろ(轆轤)のような笠と大きな吊るし雲が朝日に染まる映像を見ることができた。アップした映像は、「富士五湖TV」が公開している、静岡県富士宮市・朝霧高原と本栖湖西岸に設置されているカメラによるものである。

 

映像 1. 9月9日午前5時半頃(朝霧高原)。笠雲のみならず大きな吊るし雲の朝焼けが鮮やかであった。

 

映像 2. 9月10日午前5時頃(朝霧高原)。ろくろ(轆轤)のような笠雲で、山頂と山体が覆われていた。

 

映像 3. 9月10日午前5時半頃(朝霧高原)。笠雲が朝日に染まった。トパーズ(黄玉)を思わせるような色彩の雲と光芒が印象的である

 

映像 4. 9月10日午前5時半頃(朝霧高原)、広角映像とともに公開されている望遠映像から。

 

映像 5. 9月10日午前5時半頃(朝霧高原)。トパーズ(黄玉)色を帯びた雲と光芒がもっとも輝いたときの映像である

 

映像 6. 9月9日午前8時頃(朝霧高原)。笠雲と吊るし雲が消えて、富士山の美しい姿が現れた。

 

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映像 7.   映像 1 に対応する本栖湖西岸でのライブカメラ映像「本栖湖千円札」。

 

映像 8.   映像 2-5 に対応する本栖湖西岸でのライブカメラ映像「本栖湖千円札」(9月10日)。

 

映像 9.  朝日に染まる、ろくろ(轆轤)のような笠雲(画像が太陽光で露出過剰のものになったが)。

 

 

 

これらの映像は、150 km以上も離れた場所に住んでいる者(自分)にとって、「事実は小説よりも奇なり」を実感させるものであった。なお、10日では、他の場所からの映像において、富士山と二重の虹(主虹、副虹)の組み合わせが、稀な現象として印象的であった。これらの映像は、つぎの記事で紹介したい。

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ダンロードした映像については、セキュリティーソフトによる検査、現像ソフトによる最小限の画像処理(ノイズ減少、かすみ減少、トリミングなど)を行っている。

著作権上の注意(ホームーページから引用)

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今日の彩雲と入道雲に魅せられて、2020年9月

2020-09-06 | 

今日、台風10号接近の影響を受けているためであろうか。当地では、朝から積乱雲が四方で立ちのぼる空模様となった。それでも、厚い雲に切れ間が生じたときに、思わず何度もレンズを向けたくなるような彩雲が現れた。

 

太陽の左下の写っている彩雲の彩りは、あまり自分が出会えそうもないほど、鮮やかであった。

 

 

彩雲は、太陽光が水滴などによって回折されてために生まれると言われている。

 

 

これは、肉眼で直視できない光景である。

 

 

ところで、日差しで輝く積乱雲は、あたかも生命力をもつ物体であるかのように、うごめいた。

 

 

撮影、9月6日、桐生市にて。

 

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先週後半、久し振りに県内の国立大学病院で診察を受けた。2年前に受けた重粒子線照射治療の結果を知るためである。照射後の経過は順調との診断があった。このことは、照射位置を決めてから、微動だに許されなほどの状態(約20-30分間)を、積極的に12回ほど保った結果でもある。受診後、病院内のアニメティーモールで昼食を味わってみた。自分にとっては数ヶ月振りの外食体験として。以上、余談まで。

 


束の間の光景、厚い雲間からの日差しで現れた夕景、2020年8月

2020-09-01 | 夕景

散策の途中で、空を見上げると、瞬間的に現れる美しい光景に遭遇することがある。先月末、空を覆う厚い雲に切れ間ができて、僅かの間ながらも夕陽が現れたり、地表近くに漂っている雲のみが朝日に染まることがあった。

 

突然にも、厚い雲に切れ間が生まれて。

 

夕陽が見え始めた。

 

僅か1分間ほどの光景から。

 

夕陽は再び厚い雲で隠された。

 

8月31日夕刻、桐生市にて。

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数分間の朝焼け。他の部分での雲は朝日に染まらなかった。

 

8月30日午前5時頃、桐生市にて。