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異教の地「日本」 ~二つの愛する”J”のために!

言論宗教の自由が保障され、ひとりひとりの人権が尊ばれ、共に生きることを喜ぶ、愛すべき日本の地であることを願う。

〔朗報!〕5/12 ヘイトスピーチ対策法案が修正のうえ、全会一致をもって参院法務委員会で可決

2016-05-12 22:09:14 | 差別 レイシスト カウンター

有田芳生事務所(公式) @arita_office  6時間6時間前
5月12日(木)14時29分。ヘイトスピーチ対策法案(与党提出)が野党要求にもとづき修正の上、全会一致をもって参院法務委員会で可決されました。まずはご報告いたします。

東京新聞 TOKYO Web
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201605/CK2016051202000133.html?ref=rank


ヘイト対策法成立へ 差別的言動に「著しい侮辱」も

 

写真

 与野党は十一日の参院法務委員会理事懇談会で、人種や民族への憎悪をあおるヘイトスピーチ(憎悪表現)への対策法案について、与党案を一部修正することで大筋合意した。十二日の同委で全会一致で可決し、十三日にも参院本会議で可決した上で衆院に送付。今国会で成立する見通し。

 与党案はヘイトスピーチについて、日本以外の国・地域の出身者とその子孫に対して「地域社会から排除することを扇動する不当な差別的言動」と定義。こうした言動は「許されない」とし、国には解消策を進める責務、地方自治体には努力義務を課す内容。憲法が保障する表現の自由を踏まえ、罰則規定は置かない。

 これに対し、別の対策法案を提出していた野党は、与党案について(1)ヘイトスピーチを明確に禁じていない(2)差別的言動の定義が限定的-などと問題視。調整が続いていた。

 修正は、差別的言動の定義を広げる内容。具体的には、差別的言動を例示した部分について「公然と生命、身体、自由、名誉、財産に危害を加えることを告知」する行為のほかに「著しく侮辱する」を新たに追加する。ヘイトスピーチを明確に禁じる修正は見送られた。このほか、法施行後、ヘイトスピーチの解消状況を見て対策を再検討することを付則に加える。

 十二日の委員会採決では、あらゆる形態の差別を許さず、インターネット上の差別的言動の解消にも取り組むとした付帯決議も採択される。 (大杉はるか)


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路上が国会に繋がった。ヘイトスピーチ対策法は、路上に立ってたみんなが作った法律だと思う。嬉しくて、涙が止まらない。

 

与党ヘイトスピーチ対策法案の修正内容は、第二条の定義に「著しく侮蔑」が追加されたこと。原案では、法務省のヘイト三類型のうち、排斥(朝鮮人は出て行け)と危害(死ね、殺せ)のみでしたが、これに「別称で呼ぶなどの侮蔑」、典型例でいえば「ゴキブリ、ウジ虫、朝鮮人」も入ることになりました。

与党ヘイトスピーチ対策法案の修正内容はもう一点、附則に「不当な差別的言動に係る取組についての検討」が加わったこと。いわゆる「検討条項」です。具体的な年限はありませんが、「法律の施行後、本邦外出身者に対する不当な差別的言動の実態等を勘案し、必要に応じ、検討が加えられるものとする」。

付帯決議
は、アイヌ民族や沖縄、難民申請者、非正規滞在者などに対するヘイトも許さないことを明らかにするとともに、人種差別撤廃条約に触れることでヘイトスピーチは違法と解釈
は自治体にも施策実施を義務づける 
はネット対策

 

付帯決議 ②本邦外出身者に対する不当な差別的言動の内容や頻度は地域によって差があるものの、これが地域社会に深刻な亀裂を生じさせている地方公共団体においては、国と同様に、その解消に向けた取組に関する施策を着実に実施すること

 

付帯決議 ③インターネットを通じて行われる本邦外出身者等に対する不当な差別的言動を助長し、又は誘発する行為の解消に向けた取組に関する施策を着実に実施すること。右決議する。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

成立の見通しが立ったヘイトスピーチ対策法案は、日本初の反差別法という点では意義深い。だが、その実効性はあまりにも乏しい。付帯決議や国会答弁など条文以外の部分も含めて活用方法を考えていかなければならない。市民側が積極的に動かなければ、国や自治体は何もしないと思っておいた方がいい。

 

C.R.A.C.さんがC.R.A.C.をリツイートしました

ヘイトスピーチ対策法は明日参院本会議で採決され衆議院に送られます。おそらく可決するでしょう。しかしこの法律はこのままでは使えない。これを使って、各自治体に大阪市型のヘイトスピーチ対処条例の成立を促しましょう。↓これがタイムラインだ!

 

C.R.A.C.さんがC.R.A.C.をリツイートしました

   020年までのビジョン:
2016 附帯決議つき自公案可決
2018 大阪市条例をモデルにした条例を各県で制定
2019 ヘイトスピーチ対策法改正

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本日(5月12日)午後、参議院法務委員会で与党提出のヘイトスピーチ対策法案(野党が要求した附帯決議と附則が入った法案)が全会一致で可決される方向です。参考人として委員会に来てくれた崔江以子さん(川崎市桜本)から届いた4月29日付けのメールを、ご本人の了解を得てここに紹介します。

有田芳生様

連日のご活躍に敬服と感謝の思いでいっぱいです。...
お疲れではないですか。あと少しですね。
どんなお気持ちで過ごされていますか。有田さんがヘイトスピーチにNOと闘ってくださったその長い時間、人種差別撤廃基本法の実現に向けて真摯に取り組んで下さった時間、そしてまさに今、与党から提出されたヘイトスピーチ解消法案に魂を入れるために取り組んで下さった時間が、今まさに実を結びますね。

この法案や付帯決議について、新聞等報じられている指摘にあるように不十分な点はありますが私は胸がいっぱいです。私たち桜本の街はあの絶望が、希望で上書きされていく明日を喜び歓迎しています。会う人、会う人が私の手を握り「言葉にならない」と涙を浮かべます。あのヘイトスピーチによって沈黙を強いられた若者は「日本を嫌いにならなくて済んだ」と安どの表情で語りました。
なによりも胸を痛ませながら法案の行方を祈るように見守り、痛い足腰で杖をついて院内集会に参加したハルモニ方が喜びます。
委員会、本会議とこの法案と付帯決議が決まるときに、ぜひ川崎からハルモニ方をお連れして共に喜び合いたいと思います。

私たち川崎桜本地域はこの法案と付帯決議をもって、胸を張って、川崎市に「国がヘイトスピーチの根絶を宣言しました」「国が地方公共団体に着実に実施するよう定めました」と具体的な実効性のある対策を求め、共に根絶する立場で汗をかくことができます。
この法案、付帯決議でもって、できることを積極的に探し実現してもらうことができます。

ヘイトスピーチに触れてしまい自身が在日コリアンだという事を絶対に打ち明けられない。墓場まで持っていくと涙を流した大学生の人生が変わります。

川崎市長さんへ「助けてください」と涙を流した寧生が「法律がないから」と救われずに傷ついた心がやっと癒されます。13歳の子どもが大人を信じたことを悔やまないで済む社会が実現します。母親が殺されるかもしれないと、不安で過ごす地獄のような生活に終止符を打つことができます。

胸がいっぱいです。涙が出ます。絶望で起き上がれずに、涙にくれた日々が終わり、希望への歩みを進める道が法案と付帯決議によって整えられました。これからこそが大切な一歩となります。ヘイトスピーチ根絶の道しるべとなる法案、付帯決議が全会一致で決まるその時を安寧に共にありたいと思います。

有田さん、ありがとうございました。ハルモニ方と喜びの再会をしましょうね。

桜本より感謝を込めて
崔江以子

有田 芳生さんの写真

 
<関連>

参院法務委員会、ヘイトスピーチ対策法(与党案)を全会一致で可決/今 ...

matome.naver.jp/odai/2146303248999290501
9 時間前 - 参院法務委員会ヘイトスピーチ対策法与党案)を全会一致で可決今国会で成立へ 2016/5/12. いくつか重要な確認が行なわれています。 ... ヘイトスピーチ対策法案(与党案)に関する声明と国会審議(2016/4/19)の様子 - NAVER まとめ.
 
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防衛大学校「学費がタダでお金が貰える」なんと魅力的な、心が揺れた!でも、人殺しを教える学校に息子を…

2016-05-12 20:37:58 | 平和 戦争 自衛隊

<ブログ主>
 数年前、二男がお試しに受験したところ、なぜか受かった。

 防衛大学校「学費がタダのうえ、月給が貰える!?」
 〜お金のない家庭には、なんと魅力的な!!

 ・・・・心が揺れた

 でも、人殺しを教える学校に行かせるわけにはいかない。
 浪人させ、翌年、他の大学を受験させた。

*************************

雨宮処凛 Headshot  作家・活動家

「学費がタダでお金が貰える!?」〜ライトな経済的徴兵制を描く『あおざくら 防衛大学校物語』

投稿日: 2016年05月12日 11時41分 JST 更新: 2016年05月12日 11時45分 JST
 
 怒濤のゴールデンウィークだった。

4月30日には早稲田大学で開催されたシンポジウム「戦争と学生」に出演。5月1日は「自由と生存のメーデー2016」に参加、司会をした。3日の憲法記念日には福島で講演させて頂き、4日は神戸でイラク支援を続ける高遠菜穂子さんとトーク。5日は元自衛官の泥憲和さんと姫路の憲法集会で対談し、6日には大阪で「戦争のリアルと貧困のリアル」と題した集会で、再び高遠さんと対談した。また、8日には阿佐ヶ谷ロフトで開催された「漆黒のブラック企業『アリさんマークの引越社』の真実」のイベントに出演した。

おおむね晴天に恵まれたゴールデンウィーク。多くの人がバーベキューをしたり観光に出かけたりと楽しげに過ごしているっぽい中、戦争や貧困の話ばかりし、高遠さんの持参したイラクのあまりにも悲惨な映像に言葉を失いながらも、やはり充実した日々だった。一緒になんとか変えていこうという志を共にする人がたくさんいること。そんなことを改めて確認できた。

さて、そんなゴールデンウィーク直前、「少年サンデー」という漫画雑誌で新連載が始まったことをご存知だろうか。

タイトルは「あおざくら 防衛大学校物語」。
 
物語は、3・11の光景から始まる。

「3・11 その時、国は動いた。市民を守るために。災害派遣、領土防衛、テロ問題、国際援助活動。この物語は国の防衛を志した、若者たちの青春の物語」

そしてページをめくると見開きでタイトルと主人公の顔がドーンとあり、こんな文章が躍る。

「防衛大学校 それは、自衛隊幹部養成のための士官学校。日本一厳しい大学校で若き防人のヒナ達が、魂燃やす」
 
そうしてシーンは高校の進路指導室に移る。主人公は高校生の近藤勇美(このネーミング・・・)。勇美の前に座る先生は残念そうな顔で言う。

「お前の頭なら早慶狙えるんだがなー。どうしてもダメか?」

その言葉に、勇美は答えるのだ。

「勉強したいのは山々ですが あいにく自営業のウチには・・・学費がありません・・・」

先生は奨学金についても触れるものの、「学費を返すあてなんて・・・むしろ、若干でも家に入れたいくらいなのに」と勇美少年。勉強ができて親思いの「非の打ち所のない」少年である。

そんな勇美少年は親がやっている食堂の手伝いもよくする好青年だ。ある日、一人で店番していると3人の男がやってくる。「進路決めた?」と勇美に問う彼らは、「防大なんか、向いてそうだけどなぁ!」とさり気なく勧めたりもする。もちろん、彼らは自衛隊。しかもその中の一人はもともと子どもの頃から知っていた「桂木さん」だったのだ。が、逞しく成長した姿にそうとは気づかなかった勇美。

「東北の震災とか大活躍で、ちょくちょくTV写っててよー、立派になって」。そんなふうに語る父の言葉に、「桂木さん」へのリスペクトは大きくなっていく。高校を出て自衛隊に入り、誰かのために目的を持っている桂木さん。自分はずっと勉強をして、この先何をするのだろう。

「何かでっかいことをしてやりたいって・・・誰かのために・・・そして自分のために・・・」

そんな時、都市開発で来年には店をたたむことを知らされる。少しはお金が入るものの、店の借金にあてるのでほとんど残らない。進学は絶望的。幼馴染みの女の子には「一家心中」を心配される始末だ。そこで先生が持ってきたのが防衛大の資料。「桂木さん」が言っていた大学だ。学べる内容は国際関係学、安全保障学、航空宇宙工学、防衛学など。偏差値60以上を超える難関大学だが、「ここは受験料・入学金・学費が全て・・・0。入学した段階で、特別職国家公務員の身分となり毎月手当がもらえる」。

その言葉に勇美は「タダで大学入れてお金が貰えるの!?」「いくら!?」と身を乗り出す。

「月十一万一千八百円、手取りで九万一千円くらいかな。夏冬ボーナスが年額三十五万二千円か・・・」

勇美は決意する。「これは・・・なんとしても受かってやる!!」

そうして第1話にて勇美は防衛大に晴れて合格。

「それじゃ・・・お国のために、励んできます。なんてな」と家を出るところで1話は終わる。

さて、ここまで読んで、どう思っただろうか。

安保法制を受け、多くの人が問題としてきた「経済的徴兵制」。それが全国のコンビニで売られている漫画雑誌にて、これほどライトに描かれているのである。誤解がないように言っておくが、防衛大や自衛隊が悪いと言っているのではまったくない。この漫画を批判するつもりもない。

が、安保法制が成立し、施行され、奨学金に苦しむ大学生の存在が社会問題となり、そんな「奨学金を返済できない」人々を防衛省でインターンさせたらどうかという話が文科省の有識者会議で出て、「奨学金をエサに若者を軍隊に勧誘するアメリカと同じじゃないか」という批判を浴びたなどという経緯がある中で、このようなとてもよくできた漫画が雑誌の巻頭50ページを独占して連載をスタートさせているという現実に、なんだかクラクラしているのである。

少年サンデーは、多くの中学生や高校生が読んでいる。全国、どこのコンビニでも売っている。「経済的徴兵制」なんて言葉を知らない若者も、少年サンデーは知っている。その影響力は、SEALDsや学者の人々をもってしてもおそらく太刀打ちできないだろう。

第1話のラストでは、防衛大内でのいじめを予感させるようなシーンも盛り込まれている。

この漫画がどんなふうに展開していくのか、注目していきたいと思っている。

(2016年5月11日「雨宮処凛が行く!」より転載)

 

 

 


「パナマ文書」徹底調査 安倍官邸も国税庁も“ヤル気ゼロ”/政府とマスコミは早くも幕引きムード

2016-05-12 20:26:36 | 経済 金融

日刊ゲンダイ http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/181082/1より転載

「パナマ文書」徹底調査 安倍官邸も国税庁も“ヤル気ゼロ”

2016年5月11日

 全容が公開された「パナマ文書」。名前が挙がった日本人230人や企業20社の中には、政府関係者も含まれている。本来、租税回避をやめさせる立場にある人物が、逆にタックスヘイブンを使っていた“疑惑”があるなら、政府として調査するのは当たり前。だが、安倍政権はやる気ゼロだ。

 11日行われた衆院財務金融委員会。加藤勝信1億総活躍相の義姉で、内閣官房参与の加藤康子氏が代表を務める会社名が、パナマ文書に記載されていたことについて、内閣府の牧島かれん政務官は「報道については承知しているが、文書の具体的な中身は承知していない」とスットボけた。

 さらに、今後調査するかについて問われると、「『租税回避に関与している事実はない』と聞いている」「ご本人の方で調査して報告があると思う」と答弁したから、ア然だ。仮に関与の事実があったとしても、本人が素直に認めるものか。そこを徹底的に調べ上げるのが国の役割だろう。

 また、政府の産業競争力会議で委員を務める楽天の三木谷浩史会長についても、内閣府の高鳥修一副大臣は「報道で名前があっただけ。現時点では特別の調査は考えていない」と言い切った。

 委員会で質問した民進党の宮崎岳志衆院議員はこう言う。

「調査をすれば、政治家本人が関わっているケースが見つかるかもしれません。不適切な租税回避をしている企業から多額の献金をもらっている政治家が出てくる可能性もあります。安倍政権としては、戦々恐々でしょう。何も調べずに済ますことは絶対に許されません」

 パナマ文書は4月に公表されて以降、世界の政治家を“直撃”している。アイスランドではグンロイグソン首相が資産隠し疑惑で辞任。名前が挙がったロシアのプーチン大統領や中国の習近平国家主席らは“火消し”に躍起だ。ノンビリ構えているのは日本ぐらいだ。

■国税庁は「問題あったら対応する」

 10日開かれた民進党の「パナマ文書調査チーム」によるヒアリングでも、国税庁は「問題があったならば対応する」と腰の引けた答えだった。

「国税庁からは全くやる気を感じられなかった。もし調査しないのであれば、パナマ文書を公開した人たちの意に反することになります。怪しいからこそ、全世界でニュースになっているわけですから。このままでは諸外国から笑われますよ」(民進党の山井和則国対委員長代理)

 安倍政権は5月末の伊勢志摩サミットで、課税逃れ対策などの行動計画を発表する方針だというが、自国の暗部にはメスを入れないパフォーマンス。こんな政府に怒りもせず黙っていたら、損をして、笑いものになるのは日本国民だ。

 
************************:::

http://tanakaryusaku.jp/2016/05/00013607より転載

【パナマ文書】政府とマスコミは早くも幕引きムード

ヒマなマスコミ。政府からのヒアリングの最中なのに居眠りをする記者も(正面2人)。=11日、衆院第4控室 撮影:筆者=

ヒマなマスコミ。政府からのヒアリングの最中なのに居眠りをする記者も(正面2人)。=11日、衆院第4控室 撮影:筆者=

 パナマ文書の詳細が公表されて2日目。民進党は昨日(10日)に続き今日も国税庁などからヒアリングを行った。

 会場の衆院第4控室に詰めかけたマスコミ記者の数は昨日の半分だ。テレビカメラも一台だけ

 万が一、トンデモない事実が飛び出した時に備えているに過ぎなかった。

 “マスコミ界のリーダー” 読売新聞はパナマ文書問題を報じているが、企業名にモザイクが入っていた(10日夕刊)。

 テレビ局のニュース映像も同様にモザイクがかかっている。

 御用コメンテーターの後藤謙次氏は報道ステーション(テレビ朝日・10日夜放送)で「G20で対応が協議されるでしょう」と上手に争点を はぐらかし た。

 今日発売の週刊新潮も掲載企業・個人の言い分を載せた。追及するというよりは、むしろ名前が出て迷惑というケースばかりを取り上げている。

 スポンサー様のご機嫌を損ねたくないマスコミは、問題の真相に触れないのだ。

 それでも民進党議員は真相を解明すべく政府に迫った―

 宮崎岳志議員:国際的に市民から不満が出ている状況にある。対策チームを立ち上げてリストの一件一件が正当なのか調べるべきだ。皆さんには調査権限があるわけだから。やるつもりがあるんですか、ないんですか?

 国税庁は「資料を活用する」と繰り返した。

読売新聞、10日夕刊。ネットで公表しているのに、なぜモザイクを掛けるのか?ネットを見ない層に覚醒されては困るからだ。=撮影:筆者=

読売新聞、10日夕刊。ネットで公表しているのに、なぜモザイクを掛けるのか?ネットを見ない層に覚醒されては困るからだ。=撮影:筆者=

 柚木道義議員:そんな対応していたら当局は国民の理解が得られないだけでなく、課税の正当性自体、疑いの目で見られるようになる。

 みんな正直者がバカを見るみたいになってしまう。ちゃんと調べるべき。(民進党として国に調査チームを)正式に要請する。

 山井和則議員:今回は従来の延長線上ではない。世界の一大事が起こっている。今や世界をゆるがす大問題だから、政府として「調査します」と言うべきだ。

 民進党の議員たちが厳しく迫っても暖簾に腕押しだった。官僚たちは顔色ひとつ変えない。

 取材陣も全くといってよいほど緊張感がなかった。

 マスコミと政府は早くも幕引きムードに入ったようだ。官邸、財界、メディア各社の間でしっかり打ち合わせができているのだろう。

 

 

 

 


日本は独立国ではない「平和学の父」ガルトゥング博士が真の独立を提言する(関根健次)

2016-05-12 16:18:24 | 平和 戦争 自衛隊

http://www.huffingtonpost.jp/kenji-sekine/johan-galtung-peace-study_b_9880842.html?ncid=fcbklnkjphpmg00000001

関根健次 Headshot ユナイテッドピープル株式会社 代表取締役社長

日本は独立国ではない「平和学の父」ガルトゥング博士が真の独立を提言する

投稿日: 2016年05月10日 19時06分 JST 更新: 2016年05月10日 19時14分 JST
 

「積極的平和」の提唱者で世界的に「平和学の父」と知られるヨハン・ガルトゥング博士が去年来日した際、意外にも強調していたことが、日本が独立国ではなく、アメリカの占領下にあるという点でした。

安保法案で揺れた去年の夏、横浜大さん橋ホールには、詰めかけた500名の聴衆で熱気に満ちていました。そのうち半数弱が学生ということもあり、博士には、未来に向けたメッセージをお願いしようと「日本は今後どう世界の平和に貢献していくべきなのか?」という講演タイトルにしました。

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開始早々、ヨハン・ガルトゥング博士から発せられた言葉で、会場がざわつきました。

日本は今後、世界の平和のためにどういう貢献ができるか、についてお答えしたいと思います。答えは非常に簡単です。失礼ですけど、今の段階では、皆さんは貢献できないと思います。貢献できる事はないと。残念ながらこの段階では、日本はアメリカの指示に従って行動している訳ですから、アメリカが平和に貢献することを望まなければ、貢献できないという事です。今アメリカが望んでいることは、勝利であって平和的に問題を解決することではない。ですから端的に申し上げて、今日本は平和に貢献することはできないと思います。

これで講義は終わりです。お答えできましたから。
 
 

独立国ではない日本に何もできることはないというのです。

イベント主催者としてもこの出だしにはドキッとしました。果たして講演を続けてくれるだろうか……。その心配を覆すように、博士はこう続けました。

ですが、質問の仕方を少し変えますと、占領下における日本ではなく、独立した主権のある日本であれば、どんな事ができるか―それはお話できると思います。

これは皆さんよくご存じと思いますが、六本木の一角に大きなビルがあって、その上にはヘリポートもある。(※編注:東京都港区にある赤坂プレスセンターの米軍基地のことと思われる)そのヘリポートという存在から、日本の政策の細かい点に至るまで、日本が占領下にある、いわば独立国ではないという事がお分かりになると思うのです。ですから仮に日本が独立国家になり、主権を持った国になったら、どんな平和貢献ができるか。それを主眼に考えてみたいと思います。

でも、主権のある独立国家に日本がなったとしても、問題はやはりある訳です。例えば、対ロシアとの関係で、北方領土があります。対中国との関係では、尖閣問題もあります。この尖閣問題は、日中だけの問題ではなく、日中に台湾も含めた問題があると。例え日本が独立国家であったとして、朝鮮半島、二つの朝鮮半島の国と竹島問題がある。また、和解しなければならない問題がある。対韓国との関係では、慰安婦問題。対中国では、南京や強制労働の問題。まだ解消されないこれらの問題があるのです。
 
 

こうやって始まり、詰めかけた聴衆たちに「積極的平和」に基づく3つの具体的な提案をした後に、日本の真の独立を訴えたのでした。

ある意味ショッキングな出だしから始まった大さん橋ホールでの講演が終わると、拍手喝采で多くの参加者が何かを受け取った様子でした。数々の取材を受けたり、対談したりと大忙しで動きまわった日本滞在日程も、この大さん橋ホールのイベントで最後でした。

ホテルにガルトゥング博士をお連れすると、話があると呼ばれ、色々と話す中で、「もっと議論を深めなければならない。来年また来日しよう」と早速の打診があったのです。正直イベントが終わったばかりで疲れ果ててはいたのですが、確かに議論が足りていないと同意し、「ぜひ企画しましょう」と約束したのでした。

そして約束通り今月5月下旬に再来日が決定しました。以下4点が主な論点となります。

・尖閣諸島などの領有権問題の解決方法
・東北アジア共同体構想
・専守防衛
・日本の独立

3月に安保法案が施行されました。7月には国政選挙、その後には憲法改正議論が活発化すると思われます。これから日本がどこへ向かうことが、日本や世界の平和につながるのでしょうか?

現在85歳のガルトゥング博士が来日する数少ないチャンスとなります。

5月22日は単独講演。
5月24日は伊勢谷友介さん(俳優/映画監督/リバースプロジェクト代表)、
       奥田愛基さん(SEALDs/ReDEMOS)、
       谷崎テトラさん(構成作家/音楽プロデューサー)、
       丹下紘希さん(映像作家/アートディレクター/NOddIN)
       を交えてのパネルディスカッションもあります。多くの皆様のご参加をお待ちしています。

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5/11 高市総務相らを規正法違反で告発/これまでの刑事告発1号~10号+2名:落選運動を支援する会

2016-05-12 14:53:44 | 政治 選挙 

IWJ Independent Web Journal http://iwj.co.jp/wj/open/archives/301235

健康になるためのブログ  http://健康法.jp/archives/16867

【衝撃】高市総務相が925万円もの「闇ガネ」疑惑で刑事告発されていたことが判明!

公開日: 2016/05/11

Cas7zzvUEAAzRan

http://iwj.co.jp/wj/open/archives/301235
刑事告発された3人のうちの1人、高市早苗議員は、現職の大臣である。告発が受理され、起訴に至れば、大臣の辞任は必至。甘利明元経済再生担当相の失脚に続き、大物閣僚が辞任に追い込まれれば、安倍内閣はもたないのではないか。そうなれば解散・総選挙もありうる。政局にも今回の刑事告発が影響を与える可能性は否定できない。

高市早苗総務相に対し、「政治資金規正法違反」の疑いを指摘した。告発状は、計925万円もの「闇ガネ」疑惑を指摘している。

「奈良県支部連」(代表・奥野信亮)が奈良県選挙管理委員会に提出している2012年分の政治資金収支報告書の支出欄には、高市氏が代表を務める「自由民主党奈良県第二選挙区支部」に対して同年8月21日に440万円を「交付金」として寄附した旨の記載がある。ところが、「第二選挙区支部」の政治資金収支報告書には、「県支部連」からの寄附の受領については一切記載されておらず、2013年には、435万円が同様に不記載になっていたという。

 それぞれの受領寄附440万円と435万円について、告発状は「闇ガネ」として支出したとしか考えられない」と断じ、政治資金規正法第25条「不記載罪」に違反すると指摘した。

 また、2014年には「奈良県薬剤師連盟」と「自由民主党奈良県参議院選挙区第一支部」が、高市氏が代表を務める「第二選挙区支部」にそれぞれ5万円ずつ寄付しているが、「第二選挙区支部2014年分収支報告書」には、いずれの記載もなかったという。

 さらに同年、「奈良県トラック運送事業政治連盟」が、これも高市氏が代表を務める政治団体「新時代政策研究会」に対し、「パーティー券購入代金」として40万円を支出したが、「新時代政策研究会」の収支報告書には受領の記載がなかったという。

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http://archive.fo/R5Kkr#selection-50.1-80.0 より転載

落選運動を支援する会

これまでの刑事告発
2016年3月20日  
「落選運動を支援する会」が発足以来、刑事告発したものを一覧にしました。

  告発日時 対象議員   選挙区 告発内容詳細
13 4月28日 萩生田光一 衆議院議員 東京24区
12 4月13日 岸信夫 衆議院議員 山口2区 岸信夫衆議院議員(山口2区)を次期衆議院選挙における落選対象議員第2号として、江島潔参議員議員(山口県選挙区)を7月実施の参議院選挙における落選対象議員第10号としてを告発しました
11 江島潔 参議院議員 山口
10 4月8日 甘利明 衆議院議員 神奈川13区 甘利明前経済産業大臣(神奈川13区)を次期衆議院選挙における落選対象議員第1号として告発しました
3月30日 二之湯智 参議院議員 京都 二之湯智総務副大臣(京都県選挙区)を7月実施の参議院選挙における落選対象議員第9号として告発しました
8 3月15日 青木一彦 参議院議員 島根 青木一彦議員(島根・鳥取県選挙区)を7月実施の参議院選挙における落選対象議員第8号として告発しました
7 3月14日 中原八一 参議院議員 新潟 中原八一議員(新潟県選挙区)を7月実施の参議院選挙における落選対象議員第7号として告発しました
6 3月14日 中西祐介 参議院議員 徳島 中西祐介議員(徳島・高知選挙区)を7月実施の参議院選挙における落選対象議員第6号として告発しました
5 3月2日 猪口邦子 参議院議員 千葉 猪口邦子議員(千葉選挙区)を7月実施の参議院選挙における落選対象議員第5号として告発しました
4 2月26日 野村哲郎 参議院議員 鹿児島 野村哲郎議員(鹿児島県選挙区)を7月実施の参議院選挙における落選対象議員第4号として告発しました
3 2月2日 末松信介 参議院議員 兵庫 末松信介議員(兵庫県選挙区)を7月実施の参議院選挙における落選対象議員第3号として告発しました
2 1月21日 松村祥史 参議院議員 熊本 松村祥史議員(熊本県選挙区)を7月実施の参議院選挙における落選対象議員第2号として告発しました
1 11月24日 島尻安伊子 参議院議員 沖縄 島尻安伊子議員(沖縄県選挙区)を来年7月実施の参議院選挙における落選対象議員第1号として告発しました