異教の地「日本」 ~二つの愛する”J”のために!

言論宗教の自由が保障され、ひとりひとりの人権が尊ばれ、共に生きることを喜ぶ、愛すべき日本の地であることを願う。

日本一厳しく、的確な安倍批判を見つけた (天木直人のブログ)

2016-05-14 23:25:35 | 政治 選挙 

http://天木直人.com/2016/05/13/post-4530/より転載

日本一厳しく、的確な安倍批判を見つけた

Photo by : 加藤節 成蹊大学名誉教授 〔茨城キリスト教大学 看護学科 [http://www.icc.ac.jp/nyushi/subject_nur/130928_report.html]〕

 

 安倍首相に対する批判や罵詈雑言は数々ある。

 私も安倍批判においては言いたい放題、書きたい放題だ。

 しかし、これほど厳しく、なおかつ、的確な安倍批判は、後にも先にもないだろう。

 そう私が思う、いわば「日本一の安倍批判」を見つけたので紹介したい。

 まず黙って次の文章をお読みいただきたい。

 「安倍さんは、ずるい政治家です。政治の世界では、人を欺いたり、裏切ったり、ずる賢く立ち回ったりというのはありますが、それは政治家同士の権力争いで行われること。

 政策決定が国民の生活なり人生設計に影響がある場面で、そういうズルをやっちゃいけないんです・・・安倍さんを表現するとき、私は、二つの『ムチ』に集約できると思うのです。ひとつはignorantの無知、もうひとつはshamelessの無恥です。無知については、彼はまず歴史を知らない。戦後の日本人が築いてきた歴史を踏まえていないんです。ある政策を決定する場面で、現代に至るまで過去の政権がどういう議論と決定をしてきたか、そのプロセスを知る事は非常に重要な事です。しかし、安倍首相はそういう過去の世代へのリスペクトがまったくないんです。

 日本国憲法というのは、戦争で310万人もの人がなくなり、その犠牲者たちに対する義務感で作られた側面があるわけです・・・もうひとつ、安倍首相の無恥についてお話ししましょう。一言で言って、安倍さんはずる賢いんです・・・安倍首相は自分の考えに同意する人物を登用し、反対する人はクビにしてしまう。つまり、安倍政権のやり方というのは、『法による支配』ではなく、『人』による支配なんです。

 現在、政策の違憲性について指摘するのは最高裁判所と内閣法制局です。安倍さんは、これまで集団的自衛権について違憲だと唱えていた内閣法制局長官をクビにし、自分に都合の良い人物を据えた。内閣法制局長官が解釈すれば、それが法ですから、形としては法の支配です。しかし、裏を返せば、実際には人の支配なんですよ。これまでの歴代の内閣はこれだけはやってこなかった。人事に手をつけて自分の都合の良い解釈を引っ張り出して後の事は考えない。実に危険な考え方です。『無恥』としか言いようがない・・・」

 その批判はこう締めくくられている。

 「過去の世代が議論し築き上げてきたものへの敬意と次世代への責任。その二つを考えるなら、重要な案件はたくさんあります。少子高齢化、原発、地震など、国の存続に影響する重要課題は山積しています。きちんと過去と向かい合い、次世代につなぐ政権運営をするべきなのです」

 これほど厳しく、それでいて、罵詈雑言ではなく、これほど的確な批判があるだろうか。

 しかもこの批判をした人物はただの批判者ではない。

 大学の名誉教授である。

 しかもただの名誉教授ではない。

 安倍首相の政治思想史の恩師である加藤節成蹊大学名誉教授なのだ。

 恩師からこのような批判を受けるようでは、もはや安倍首相は、まともな神経の持ち主なら、日本の首相にとどまるわけにはいかないだろう。

 いくら野党が不在でやりたい放題出来るとしても、首相にとどまること自体が恥だ。

 それにしても、このような批判を、身分を明かして公言した加藤節名誉教授の勇気は凄い。

 きょう(5月13日)発売の週刊フライデー(5月27日号)は国民必読である(了)

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  • 出版社明石書店

 

 

 


【集会案内】5/21神戸「どうする原発、日本のエネルギー 」 原発賛成・澤田哲生VS原発反対・吉井英勝 

2016-05-14 21:28:02 | 政治 選挙 

http://shiminshakai.net/post/592より転載 

■□■市民社会フォーラム協賛企画のご案内■□■
  非核の政府を求める兵庫の会市民学習会
徹底討論第2弾 どうする原発、日本のエネルギー 
原発賛成・原子力研究者  原発反対・元国会議員
 澤田 哲生VS吉井 英勝


 
日 時 5月21日(土)14:00~17:00
会 場 兵庫県保険医協会5階会議室

         http://hhk.jp/pages/access.php
      (JR・阪神「元町」駅下車東口から南へ徒歩7分)
ゲスト 澤田 哲生さん(東京工業大学原子炉工学研究所)
    吉井 英勝さん(元衆議院議員、原発・エネルギー・地域経済研究会)

参加費 1000円
会 場 兵庫県保険医協会5階会議室
お問い合わせは、事務局 電話078-393-1833e-mail shin-ok@doc-net.or.jpまで
協賛 市民社会フォーラム
フェイスブック告知ページはこちら
 「どうする原発、日本のエネルギー」討論会の第二弾として、
原発賛成の立場からテレビ討論でおなじみの澤田哲生さんに前回に引き続き登壇いただき、
原発反対の立場から、第一次安倍政権時に福島原発事故を予見する質問をした吉井英勝・元衆議院議員と、
過酷事故を起こしかねない原発の安全性と原発に替わるエネルギー転換の可能性について、討論いただきます。
 
澤田 哲生(さわだ・てつお)さん
1957年兵庫県生まれ。東京工業大学原子炉工学研究所エネルギー工学部門助教、東京工業大学博士(工学)。
1980年、京都大学理学部物理科学系卒業後、三菱総合研究所に入社。
1989年よりドイツ・カールスルーエ研究所客員研究員。1991年より東京工業大学原子炉工学研究所助手。
専門は核融合学、宇宙炉工学、原子核工学、環境技術・環境材料。
特に原子炉物理、原子力安全(高速増殖炉の炉心崩壊事故および軽水炉の過酷事故、核融合システム安全など)、核不拡散・核セキュリティの研究に従事。
『つーるdeアトム』を主宰し、原子力立地地域の住民と都市の消費者との絆を結ぶ活動などを行う。日本エネルギー会議の発起人のひとり。
著書に『御用学者と呼ばれて: 「推進派VS脱原発派」という不毛な対立を乗り越えるために』(双葉新書)ほか。  
      
 
吉井 英勝(よしい ひでかつ)さん
1942年京都市生まれ。京都大学工学部原子核工学科を卒業後、1967年より真空技術会社勤務。
堺市議(28歳~)3期、大阪府議1期、参議院議員1期を経て、90年大阪旧4区から衆議院初当選。2012年11月まで衆議院議員を7期勤める。
この間、日本共産党中央委員、同党原発・エネルギー問題委員長を務める。
東日本大震災が発生する以前から、災害などによる原発の電源喪失時の危険性を国会で再度にわたって指摘、質問をしており、
2011年に発生した福島第一原子力発電所事故で現実のものとなったことで各種のメディアで注目された。
国会議員引退後、現在、原発・エネルギー・地域経済研究会(略称:吉井研究会)を立ち上げている。
著書に、『原発抜き・地域再生の温暖化対策へ』(新日本出版2010年)、『国会の警告無視で福島原発事故』(東洋書店2016年)など。

 

 

 


『国会審議にALS患者の出席拒否』の真相と本質的な問題点~これほど深刻な差別を受けた経験はない

2016-05-14 21:04:54 | 福祉 高齢 障がい

『これほど深刻な差別を受けた経験はなく、大変な問題だと感じました。』 岡部さんの弁ですが、全くその通りだと思います。これは差別です。
誰が拒否したという問題ではなく、障害者のコミュニケーションへの理解があまりに乏しいことが問題だと思います。

意見をつなぐ、日本が変わる。BLOGOShttp://blogos.com/article/175269/より転載

記事  恩田聖敬 2016年05月12日 21:49

『国会審議にALS患者の出席拒否』の真相と本質的な問題点


本日は、どうしても伝えたいことがあります。
皆様、こちらのニュースはご存知でしょうか。
ALS患者の質疑拒否、自民・民進 主張に食い違い
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2771394.html
障害者支援法  審議にALS患者の出席拒否 与党が反対
http://mainichi.jp/articles/20160511/k00/00m/040/149000c
5/10に行なわれた衆議院の厚生労働委員会で、障害者支援法の審議にあたり、
当初参考人として質疑の場に立つはずだった、
ALS患者の日本ALS協会副会長 岡部宏生さんが
「答弁に時間がかかる」事を理由に出席を拒否されたというニュースです。

拒否をした側は「(岡部さんの健康状態を配慮し)答弁に耐えられるかどうかを
おもんばかった」と述べているようです。

現在拒否をした与党側と野党側とで意見が食い違っています。

一方、日本ALS協会から出された当日の陳述書全文です。

https://www.facebook.com/JapanALS/posts/464606603664207
http://www.alsjapan.org/-article-1117.html
以下、岡部さんのコメントを抜粋します。


「おはようございます。日本ALS協会の岡部宏生と申します。
本来であればここに座って、委員の先生方とお話をさせていただいているはずです。
冒頭のご挨拶として一言申し述べさせていただきます。

私はALSという神経難病の患者当事者で人工呼吸器をつけていますので、
コミュニケーションには特殊な方法を用いて通訳者を必要とします。
それでコミュニケーションに時間を要するという理由で、
今日の参考人として招致されたものを取り消されました。


障害者総合支援法の国会審議において、
障害者の参考人を拒否なさったわけです。


国会の場はまさに国民の貴重な時間と費用の極みだと認識しております。
その国民の中には私たち障害者も存在しています。
国会の、それも福祉に関する最も理解をしてくださるはずの厚生労働委員会において、
障害があることで排除されたことは、
深刻なこの国の在り様を示しているのではないでしょうか。
先に述べましたように、国会の場は国民の時間と認識していますので、 コミュニケーションに時間がかかることで議論が深まらないという懸念は
一見もっとものように聞こえますが、 少しの工夫があればほとんど問題はなく議論ができます。
但しそれには、長期間の訓練による通訳の技能が必要であること、それはこの法案の内容にも直接関わっていることでもあり、可能であればこの場において先生方にご覧いただきたかったと思います。 後ほど、委員会の事務局に具体的にその方法の一部を提出しますので、今後の厚生労働委員会の審議の在り方について委員の先生方にご一考いただけますことを切に願っております。(以下略)」


岡部さんは、私が大変尊敬する先輩患者様の一人です。

岡部さんとは、昨年の2月にお会いして以来、さまざまなサポートをいただいております。
私がFC岐阜の社長を退任し、その後について悩んでいた時も、
東京から岐阜まで日帰りでお越しいただき、たっぷり3時間お話しました。
そんなバイタリティ溢れる岡部さんに、言われているような体力的な心配があったとは思えません。

私は事実が知りたくて、先ほど岡部さんと電話とメールで話しました。

以下が事実です。

  『当初、本件の参考人陳述者は陳述内容から岡部副会長が適任との判断から、
参考人出席依頼(4月28日衆議院厚生労働委員会委員長より)を承諾し、
5月10日の委員会出席を準備予定しておりました。
その後、連休中日の5月2日に、民進党議員より
「委員会内で各政党の参考人に対する質疑に岡部副会長では
時間がかかり質疑が十分できないので別の人に代わって欲しい」
との意見があり、調整が難しいので、申し訳ないが常務理事に代わって欲しい
との要請がありました。

最終的に岡部副会長より
法案審議で当協会の意見陳述を優先することから
参考人変更を受け入れたい意向が示され、了承しました。

但し、参考人陳述者の選考において
看過できない障害者差別があると判断し、
10日の意見陳述の冒頭に岡部副会長のコメントを紹介しました。』

残念ながら、「時間がかかる」という理由で、岡部さんが参考人を外されたというのが事実です。
体力的な心配で参考人はむずかしいのではという話はあったが、
岡部さんは大丈夫ですから自分がやりますと答えたとのことです。
『これほど深刻な差別を受けた経験はなく、大変な問題だと感じました。』 岡部さんの弁ですが、全くその通りだと思います。これは差別です。
誰が拒否したという問題ではなく、障害者のコミュニケーションへの理解があまりに乏しいことが問題だと思います。

例えば、先ほど岡部さんと電話したと書きましたが、
喋れないALS患者同士がどうやって電話するのでしょうか?想像できますか?
私の方は、私のわずかに出る声と一部口文字を秘書が通訳し、
岡部さんはヘルパーさんと口文字で会話して、
ヘルパーさんが我々に通訳してくれます。
このようにして、患者とのコミュニケーションを取るべく、
訓練をした介助者がいれば、ALS患者同士でも、電話にてコミュニケーションが取れるのです。

岡部さんの口文字は私から見たら神業です。
どれだけの時間と苦労をかけて築き上げたものか、想像がつきません。
私のiPadのタイプスピードよりはるかに速いです。

「時間がかかる」
そんなことは、我々患者が一番良くわかっています。

だからこそ岡部さんは努力を重ねて、今の口文字のスピードを会得されたのだと思います。
私も、症状の進行に合わせて最適なコミュニケーション法を模索してきました。
我々には伝えたい思いがあるからです。
好きでALSになったわけじゃない。
制約の中で、懸命に声をあげているのです。

岡部さんは、常にアクティブに全国を飛び回り、
ALS患者の同胞に希望を与えています。
そんな方の発言機会を奪っておいて、障害者支援法とは、不可思議でなりません。

もっと現実の現場を見てください。そして患者の声を聞いてください。
岡部さんの姿を拝見したことが、創業への道を後押ししました。
障害者だって社会の役に立ちたいし、そのために努力しています。
守られるだけでなく、守りたいものがあります。

健常者と障害者の前に人と人として、
たまには障害者の時間軸にお付き合いいただき、
時間をかけて話を聞いてください。
ちなみに、このブログを書くのに8時間かかりました。
障害者の時間軸とはそういうものです。

どうかご理解の程、よろしくお願いします。


私が創業を発表した同時刻に、応援してくれていた岡部さんに本件があったことに、
私の今後のミッションを考えさせられました。
障害者のバリアを少しでも除くお手伝いがしたいです。

私に対する岡部さんの応援コメント
http://japangiving.jp/project_report/1935


恩田聖敬



「ALSと共に働く。これまでも、これからも」 創業資金募ります!ご協力お願いします!
ALS患者 FC岐阜前社長 恩田聖敬
http://japangiving.jp/p/4071
オフィシャルサイト
https://ondasatoshi.com

 

 


T-ns SOW L5/13国会前集会:かならず政治は動くんです~国会前「高校生デモ」で山尾志桜里議員

2016-05-14 20:42:46 | 案内 情報 デモ 集会 逮捕

LNJ Logohttp://www.labornetjp.org/news/2016/0513kinositaより転載

かならず政治は動くんです~国会前「高校生デモ」で山尾志桜里議員

     木下昌明

動画(5分)

 5月13日金曜日、国会周辺では脱原発・安倍退陣を求める抗議行動が行われた。九電前・経産省前・官邸前・国会前右エリア・左エリア・希望のエリアの計6カ所だ。この日は天気もよく夜風も心地よい、デモ日和といえた。

 抗議行動の参加者を数えてみた。官邸前は170人、国会前エリアは180人、希望のエリアは90人。高校生のティーンズソウルのエリアは300人前後か。報道陣のコーナーでは、はじめはフジやTBSなどのテレビ局が来ていたが、途中で引き揚げていった。

 高校生のリーダーは参院選前まであと5回続けると語った。
そんななか、民進党の山尾志桜里政調会長がスピーチしこう訴えた。
「わたしたちは声を上げ、それぞれの役割を果たし運動をつづければ、かならず政治は動くんです。それをみんなで証明しようじゃありませんか!」。

 また共産党の吉良よし子議員(写真上)もスピーチした。彼女は赤ん坊が生まれたばかりで、授乳の合間をぬって駆けつけた。

 高校生グループ「T-ns SOWL(ティーンズソウル)」が声を上げて、この日で3回目だが、高校教員でスピーチする人はいなかった。SEALDsのときには大学教員が応援していたが、そんな光景は期待できないか―。

経産省前テントひろばは1707日目だった。それでもたたかいはつづく。

 翌日(5/14)の新聞朝刊には、舛添都知事の豪遊の弁明記事が載っていた。先日、来日したウルグアイのムヒカ元大統領とは対照的な人物だ。いつまで日本はこんな俗物政治家をのさばらせているのか!