人はみな、自分で自分を作っている、と思っている。
そうだろうか。
では、貴方は貴方の体のどこを、貴方自身で作ったのか。
人は全ての瞬間に一生懸命集中して、自分の人生を作っている。
何かに興味を抱いたとたん、物凄い集中力が自分の体から、放出される。
が、これも宇宙の生成力(徳)である事に、気が付かなくてはいけない。
人間の生き方も、人それぞれである。
みんな自分の性格に合った生き甲斐を求めて、努力している。
宇宙の特は、無数の人の求めに応じて、間断なく活動のエネルギーを与えているのだ。
しかも、これ程の生命活動力を与えても、ノーコストである。
宇宙の徳は一切利益を求めず、他の為に働いている。
この他の為に尽くす力は、仮に「仁」と名付けた。
この他を思いやり、他に尽くす「仁」の心は、遠く宇宙に求める必要はない。
「仁遠からんや」ーもとより、自分の体にある。
私たちは他の動物と違って、モノを考える事が出来る人身を、天から授かった。
考える事は素晴らしい。
素晴らしい反面、社会が発達し、人間が考える能力を鋭くすればする程、お互いの強い考えがあちこちで、ぶつかり合って相対立し、争う事になった。
現代人は、考え方の相違によって悩む。
そんな時、相手が自分を思いやって「あんたの考えは、とてもよく理解出来る」と言ってくれたら、どれ程心が明るくなる事か…。
貴方の方でも、相手を思いやって発言すれば、相手が喜ぶのだ。