新潟の野鳥・フィールドノート

新潟で観察した野鳥を写真で紹介します.野鳥の日常生活に光を当てられたらいいなーと思っています.

セイタカシギ 川面に映る優美な姿

2015-05-12 17:11:47 | セイタカシギ科
 セイタカシギ 学名・Himantopus himantopus 英名・Black-winged Stilt

 セイタカシギは,新潟では数の少ない旅鳥ですが,最近,観察する機会が増えています.長い,想像以上に長いピンクの足が魅力的です.以前から13羽渡来の情報を頂いていたのですが,なかなか訪れる機会がありませんでした.会えた時には,2羽に減っていました.11羽は,すでに繁殖地に飛び立ったのでしょうか?
 セイタカシギは,早朝の川面にその優美な姿を映してたたずんでいました.鳥を見始めた頃,セイタカシギは図鑑でしか見ることのできない憧れの野鳥でした.その姿を故郷の川で見ることができるとは夢にも思っていませんでした.
  
セイタカシギ 成鳥.頭の模様は,いろいろなバリエーションがあるそうです.
撮影日時 2015.05.05 撮影場所 新潟県新発田市


セイタカシギ 成鳥.
撮影日時 2015.05.05 撮影場所 新潟県新発田市 


セイタカシギ 成鳥.
撮影日時 2015.05.05 撮影場所 新潟県新発田市


セイタカシギ 成鳥.
撮影日時 2015.05.05 撮影場所 新潟県新発田市


セイタカシギ 成鳥.
撮影日時 2015.05.05 撮影場所 新潟県新発田市


 このセイタカシギについては,ガン・カモの先生とアルバトロスさんから情報を頂きました.その上,アルバトロスさんには撮影の協力までしていただきました.ありがとうございました.お陰様で,セイタカシギの頭掻きや伸びまで観察できました.その画像については,粟島の後半戦を挟んで投稿いたします.
 新潟は,稀に見るほど晴天が続いています.画像の整理が追いつかないほどで,嬉しい悲鳴をあげています.しばらくの間,1日2回の投稿が続きそうです.

コゲラ 飛び立ち・捨て切れない1枚 

2015-05-12 04:54:27 | キツツキ科
 コゲラ 学名・Dendrocopos kizuki 英名・Japanese Pygmy Woodpecker

 コゲラは,日本に生息するキツツキの仲間では最も小さな体をしています.動きが敏捷で,見ていて飽きることがありません.新潟では留鳥で,山地から平地まで普通に見ることができます.
 4月29日,海岸の松林で「ギー,ギー」というコゲラの声が聞こえました.キツツキ類は,木の幹に垂直にしがみつく形でとまっていることが多く,腹部を見ることはほとんどありません.コゲラの正面姿勢を捉えるため,運試しの連写作戦です.何とか撮影することができました.連写の途中,飛び立ちました.ファインダーを覗いている時は,「ヤッター」と思いました.シャッターチャンスをものにできたと喜びました.しかし,それも束の間のぬか喜びでした.液晶上のコゲラは,ブレブレでした.何度も捨てようと思いましたが捨てきれませんでした.

コゲラ.
撮影日時 2015.04.29 撮影場所 新潟県新潟市


コゲラ.
撮影日時 2015.04.29 撮影場所 新潟県新潟市


コゲラ.
撮影日時 2015.04.29 撮影場所 新潟県新潟市


コゲラ.何か幼虫を掘り出しました.
撮影日時 2015.04.29 撮影場所 新潟県新潟市


コゲラ.捨て切れなかった1枚です.
撮影日時 2015.04.29 撮影場所 新潟県新潟市