(くろっぺ) ねえ亀ちゃん!
(ちゃらんぽらん亀) ん?
(くろっぺ) 地球ってこれからどうなるの?
人類ってこれからどうなるの?
地球上の命ってどうなるの?
(ちゃらんぽらん亀) くろっぺは それが心配なのか?
(くろ) 心配っていうか いま地球はいろいろあるからさ~
ぼくもまだ何が何だかよくわからないけど ぼくなりに覚悟きめなくちゃ
なんてことも思うんだ
(亀) ん? どういう覚悟?
(くろ) 亀ちゃんは覚悟しないの?
(亀) 覚悟ね~ 個人的な覚悟ならそれなりにしてるけど
地球規模の覚悟だったり 人類規模や命規模の覚悟はどうなんだろうな~
(くろ) ぼくさ~これからやりたいこといっぱいあるし いろんなこと知りたいし
(亀) それでいいんじゃない お前はお前のやりたいように生きればいいと思うよ
誰かがどこかで何かを言っててもさ~もしそれが本当のことだとしても
そうでなかったとしてもお前はお前を生きるしかないからね
どんな時もくろっぺらしく最後まで生きるしかないんだと思うよ
(くろ) 亀ちゃん きょうはしっとりとしていて真面目なんだね~
(亀) なぬ~亀がしっとりとしていて真面目だと~ てやんで~てやんで~
亀はな~こうみえてもな~おバカでちゃらんぽらんを売りにしてるんだ
お、お前にそんな見透かされたようなこと言われると
う、うろたえてしまうじゃないか
(神もどきちゃん) 亀ちゃ~ん こんちきち~ 何くろっぺに追い込まれてるのよ~
しょせん亀ちゃんてそのへんうろうろしてるのがお似合いなのよ
(亀) ま、まて~聞き捨てならん! お前の見解を聞こうじゃないか
(神もどきちゃん) 何度も言うようだけど私もくろっぺもあなたから生まれているのよ
私が何を言うかくろっぺが何を言うかは亀ちゃん次第なのよ
(亀) 亀はな~なんでんかんでん理解しようとしてるんじゃ
別に信じようとしてる訳ではないんじゃ どうしても無視出来ない情報や
出来ごとがあったとき どんな風に理解したら理解したということになるのか
あるいは事実や真実により近いのかを信じないで理解することをやってる
とってもとっても手間暇かかる作業をしてるんじゃ
だけどすぐ忘れてしまうんじゃ
(神) だめじゃん! 自分のやってること忘れたらだめじゃん!
(亀) そ、そうなんだけど それはそうなんだけど 忘れちゃうんだも~~~ん
(神) よ~するに 亀ちゃんはおめでたいってことなのね
にっちもさっちもいかないあんぽんたんってことなのね
(くろ) 亀ちゃんはにっちもさっちもいかないあんぽんたんなの?
(亀) わ、わたしが にっちもさっちもいかないちゃらんぽらんでおバカで
あんぽんたんの亀でございます
隅から隅までずずずい~~~っと
お見知りおきの程お願い奉りま~~~~~~~す
(神) も~よ~く分かったわ くろっぺ!これから独立闘争に入るわよ!
わたしとくろっぺは亀ちゃんからの独立をやっていくのよ
私達はおバカやあんぽんたんにはならないのよ
(くろ) 亀ちゃん! ぼくたち敵味方に分かれるの?
みんなで仲よくする方法はないの?
(亀) くろっぺ! よ~く聴くんだ! たとえ敵味方に分かれようと
一度出来た絆は変わらない
そのときどきの思いや状況で離ればなれになったとしても繋がっている
(くろ) 亀ちゃん! ぼくたちこれでもうお別れなの?
(神) くろっぺ! 未練は必要ないのよ しっかりと己を見据えて生きていくのよ
(亀) こ、こんなとき なんだけどさ~
(神) なによ!
(亀) カラオケいかないかい?
(神・くろ) いくいく~~~~~
おまけの難読文字?文字絵?絵文字?
色即是空の色 あるいは胸に手をあて物思いにふけるカッパ
色即是空の即 あるいはあるいはえ~となんかの生き物
舞い踊るワンコ
すれ違おうとする二人の異星人
そばにいてお互いに意識しながらしらんぷりするノラ子と子ノラ