そーっと耳すましてみて
きこえる？
ぼくの声きこえる？
きこえない？
ふふ ちょっと おかしいね
たぶんね
もしかしたらね
季節がらなのかも
それにしても やっぱり ふしぎ
目をつぶって １０ 数えて そのまま そのまま
届くとか 届かないとかじゃなくて 祈りにもにて
ほんとうなんだ
ね
いつでもね
わかってるよ
アイスクリーム食べる？
秋なんだけど いいよね
ふーん
でさー 真玉海岸に行ってみようか お月さん みようよ
時間ないの？
時間なんて つくっちゃえ
ついでに ラーメンも つくっちゃえ
ぼく 半熟のたまごいれるんだ
くろすけー げんきにしてるか
くろすけ ほんとに ごめんね
ハコ あなたは まだ 唄ってるのだろうか
あなたには ずいぶん 救ってもらったよ ありがとう
ここまで いきてこれたよ
ねえねえ ううん いいんだ
あたたかさに つつまれて
ぬくもりのなかで ぼくは ぼくは
だってね いつだってね こころって不思議
不思議すぎて でんぐり返し
あ、そうだ 冷蔵庫の中に プリンがあったっけ
母さん 食べちゃったかな
母さん 耳遠くなったし
あ、そうだ 借りてた本返さなくちゃ
いつでもいいよっていってくれたけど
星 みえるかな
子供たち 元気にしてるかな
死んだおばあちゃん元気にしてるかな
おばあちゃんのこと大好きだったんだ
死んだ中津のおじいちゃん 元気にしてるかな
いつもニコニコしてた
遠くの友達に不義理してしまってる ごめん
だいたいのところ みんな ごめんなさい
いまさら謝ったって おそいか
これでもね いいとこあるんだよ
のど かわいたな
かえりたいな おうちへ
どこなんだろう おうち
なんだか なんだかね
どんまい どんまい
よーし
目をつぶらないの
目をつぶらないで 寝るんだ
んーーと わけわかんないね
でもいいよね
えーとね 笑っちゃうか
ぼくね 小さい時から大きかったんだよ
ん？ 小さい時から大きかった？
ま いいか
（神もどきちゃん） 亀ちゃんおきてる？
（ちゃらんぽらん亀） うん
（神もどきちゃん） 自分みつめてる？
（ちゃらんぽらん亀） うん
（神） 辛い？
（亀） 辛くない
（神） 切ない？
（亀） うん
（神） ブログ閉じようと思った？
（亀） うん
（神） 本当に閉じるつもりなら閉じていいよ
（亀） ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
（神） 私も亀ちゃんと一緒に閉じるから
（亀） ・・・・・・・・・・・・・・・・
（神） 亀ちゃん
（亀） ん？
（神） 今度の出来ごとで亀ちゃんのこの人生でのテーマわかったでしょ？
（亀） うん
（神） 亀ちゃんが避けて避けて通り過ぎようとしたテーマ
亀ちゃんにとってはあまりにも過酷すぎるテーマ
あまりにも難しいテーマ
なぜ今なのかわかるわよね
（亀） うん
（神） 亀ちゃんひねくれたくてひねくれたんじゃない
でも どうしようもなく ひねくれた
虚しさをかかえこみ孤独をかかえこみさみしさをかかえこみ
生きてきた
わたし知ってるからね ほんとうに知ってるからね
なぜいま 二度とおきるはずのない奇跡的とも思える不思議な
こころの出来事が起きたのか こんだけみつめたら
いくらにぶい亀ちゃんでもわかるわよね
（亀） うん
（神） 亀ちゃんの中でまだ完結してない大切な大切な思い
人と本当に繋がるとはどういうことなのか
心を開くということはどういうことなのか
最後のチャンスを与えてもらったんだということはわかるわよね
（亀） うん
（神） 亀ちゃん 自分がどこにいるかわかってるよね
（亀) うん
（神） とてつもない場所だってわかってるよね
（亀） うん
（神） いつでもそばにいるからね
（亀) うん
（神） 閉じるときは 一緒だからね
（亀） うん