一望できる視点に手が届かない

 
 
数少ない情報を繋ぎ合わせてその隙間を埋めようとしてみるが
 
どことなく立ち往生　なんとなく立ち往生　とても立ち往生
 
ひとりひとりの思いが切なくて
 
ひとりひとりの思いがいとおしくて
 
 
だれも悪魔ではないのに
 
なのに　なのに
 
 
ただ懸命に生きているだけなのに
 
なのに　なのに
 
 
 
 
 

 
 
 

きっとそうだよ

 
 
つつんでいるよ　あなたを
つつまれているよ　あなたに
 
つつんでいるよ　　みんなを
つつまれているよ　みんなに
 
つつんでいるよ　　じぶんを
つつまれているよ　じぶんに
 
つつまれているよ　おおいなるものに
 
たとえいまなみだにくれていても
つつまれているよ
 
みみをすませば
だいじょうぶだよって
ささやきかけてくれているよ
 
 
 
 
 
 


 
 
 
 
 

節分

 
 
鬼も福もみんなおいで
 
みんなすっぽんぽんで　豆まきだ
 
すっぽんすっぽんすっぽんぽん
 
すっぽんすっぽんすっぽんぽん
 
 
 
 
 
 

おどっちゃうぞ～ うたっちゃうぞ～

 
 
 

 
 
 
 
 

散歩道とお月さま

 
 
気分は甘えんぼ
 
なので　内緒の思いが散歩にでかけた
 
トコトコトコトコ
 
田んぼ道
 
うっすらと雪化粧
 
冬真っ盛り
 
耳をすましてみる
 
ん？
 
目の前に「激熱」の文字
 
胸が　ハラハラドキドキ
 
食い入るように見つめる
 
・・・・・・・・・・・・・・・・
 
・・・・・・・・・・・・・・・・
 
 
 
 
　　　　　　　　　確変
 
 
トコトコと散歩から戻る
 
空を見上げる
 
甘えんぼが乱舞している
 
お月さまは今夜もやさしくほほ笑むだろうか