静高初戦で散る。 花巻東の執念見たぞ。

今日は早朝からテレビで高校野球の１回戦静岡VS習志野を見ていました。
静高に静岡大会の時のような躍動感が見られません。それに対して習志野は、あまり強そうな感じがしないのですが静高のやりたい野球をやらせてくれません。さすがに今春の関東大会の覇者です。
逆に、回を追う毎に習志野ペースにはまっていきます。この辺は試合運びのうまさですね。
さらにホームスチールまで決められて隙を見せるととことんついてきます。強豪ひしめく関東で鍛えられているだけあるなと思いました。次の回満塁で走者一掃の長打で試合の行方を決められてしまいました。
でも、頑張ってくれました。静高お疲れ様。
来年は静岡県自体のレベルアップをお願いします。

第３試合は、花巻東VS帝京の対戦でした。花巻東は岩手代表で被災地の為にという使命感を持って横綱の帝京高校に挑みました。
試合は、帝京がリードすると何回も何回も花巻東が追い付くという素晴らしい粘りの試合です。
決して長距離ヒッターがいる訳ではないのですがコツコツと帝京を追い詰めていく姿は感動しました。結果は8-7と帝京に振り切られてしまいましたが、このスコアが激戦を物語っていると思いました。
東北人の粘りと執念を見たような気がしました。岩手の被災地で応援していた人たちも勇気づけられたことだと思います。
東北の代表校は大打撃を受けた被災地ではないにしろ今迄のように練習ができた訳ではないと思いますが、そのハンディを感じさせない戦いぶりだったと思います。
花巻東の皆さんお疲れ様でした。胸を張って岩手に帰って下さい。