コヤチン、さまよい日記

静岡県内を東へ西へ行ったり来たりしています。
応援している清水エスパルスの試合の感想もお伝えします。

小平奈緒、悲願の金メダル‼︎

2018-02-18 23:43:26 | スポーツ
連日の平昌からの朗報です。
スピードスケート女子500mで金メダルを期待されていた小平奈緒が2位の李相花(韓国)を振り切って金メダルを獲得しました。
このレースは小平奈緒は全く迷いのない表情をしていましたのでレース前から期待していました。
見ている方としましては1000mの銀の時のように誰かに上回れるんじゃないだろうかと心配していましたが、この種目連勝街道を走る小平奈緒は自信に満ちていました。
後半もよく伸びたスケーティングでゴール。何とオリンピックレコードの36.94秒をマークしてトップに躍り出ました。
次の組はこの種目オリンピック3連覇を狙う韓国の李相花です。彼女も渾身のレースをしてきましたが、37.33秒で2位。この次の最終組が小平奈緒の記録を上回れなかったため悲願の金メダルが決まりました。

李相花も素晴らしい選手でした。僅かなミスがあったら小平奈緒の金メダルは変わっていたかもしれません。
レース後涙にくれる李相花に小平奈緒が駆け寄って健闘を称えあっている姿が印象的でした。
こんな所にもスポーツマンシップを感じました。
尚、銅メダルは小平奈緒と同じ組のエルバノバ(チェコ)でした。

その他の日本人選手の郷亜里砂は李相花と同じ組で滑って8位入賞。郷亜里砂と同じくオリンピック初出場の神谷衣理那は13位共に頑張ってくれました。

女子のスケート界で初の金メダルでした。
ソチ以来単身でスピードスケート王国のオランダに単身武者修行に行き、フォームを改善してきました。帰国後も成果が出ないと科学的な解析でフォームの手直しをしてきました。
苦労をかけてきた4年間だったと思います。その飽くなき追求が栄冠を手にしたと思います。

小平奈緒は相沢病院の所属で、決して大企業のバックアップを受けているわけではありません。
彼女に理解を示してくれた相沢病院の理事長も称えたいと思います。

色々な方々の思いが詰まった金メダルだったと思います。
小平奈緒選手、金メダルおめでとうございます‼︎