コヤチン、さまよい日記

静岡県内を東へ西へ行ったり来たりしています。
応援している清水エスパルスの試合の感想もお伝えします。

感動をありがとう、平昌五輪閉幕。

2018-02-26 23:28:57 | スポーツ
昨日、色々な感動をもらった平昌オリンピックが閉幕し今日日本選手団が帰国しました。
今回のオリンピックで金メダル4個、銀メダル5個、銅メダル4個の計13個で冬季オリンピック最高数を獲得できました。ここで重要なのはメダルを手にした選手が称えられるのは当然なのですが、敗者となった選手たちにも労いの言葉を差し上げたいと思います。
世界との差を縮めようと4年間またはそれ以上必死な努力を積み重ねた選手がいたと思うし、ジャンプの葛西選手のように45歳でも更なる向上心を持って次のオリンピックを目指す選手もいます。
勝者の影に敗者がいるという事を忘れてはいけないと思います。

しかし今回の日本のメダリストの皆さん素晴らしかった。
女子スピードスケートの選手の皆さん6個のメダルを獲得しました。その中で小平選手の500mの金メダル。
スケーティングも素晴らしかったがその後の態度も素晴らしかった。まさにスポーツマンシップでした。
高木姉妹の活躍も素晴らしかった。姉妹出切磋琢磨して登りつめた結果でした。

男子フィギュアの羽生と宇野のワンツーフィニッシュも素晴らしかった。
特に金メダルの羽生結弦選手は大ケガからいきなり本番での演技となりましたが、プレッシャーにも負けずに金メダルを獲得するメンタルの強さを発揮してくれました。銀メダルの宇野昌磨も堂々の演技で2位に食い込みました。日本のフィギュア陣の層の厚さを示してくれました。

スノーボードハーフパイプの平野歩夢選手、ライバルで金メダリストとなったショーンホワイト選手との異次元の戦いを見せてくれました。人間業を超えた戦いだったと思います。素晴らしかったのは2人とも失敗を恐れずに攻めの滑りをしていた事が美しかったです。

ノルディック複合でノーマルヒルで銀メダルの渡部暁斗選手。大会前好調を伝えられていましたので大いに期待していました。あとで大会前肋骨を骨折していたと伝えられました。しかしそれを言い訳にしなかった事が彼の人間性を高めました。

女子ジャンプの高梨沙羅選手。去年まで無敵の存在でしたが今シーズンになって優勝できなくなっていて心配していましたが、今大会でも金は獲れなかったですが堂々の銅メダルだったと思います。
身長的に海外の選手より低い高梨選手は不利は否めませんが、3位に食い込む技術は凄いと思います。

モーグル男子の原大智選手、完璧な滑りでした。堀島選手が期待を集めていましたが、途中で転倒。残念でしたが攻めて行った結果ですので仕方なかったかもしれません。そこの出て来たのが原大智選手でした。
スピードに乗った滑りで堂々の3位に食い込みメダル獲得してくれました。彼も努力の結晶だったと思います。

今大会最後に脚光を浴びたのが女子カーリングの銅メダルだったんじゃないでしょうか。
彼女たちの快進撃がカーリングという競技に関心を持ってもらえたんじゃないでしょうか。
勝ち方も負け方も劇的だったのが更に印象付けた感じです。
男子のカーリングは惜しくも7位入賞にとどまりましたが、練習環境や資金不足というハンディを乗り越えての入賞は素晴らしかったと思います。

メダリストの試合後のインタビューで必ず選手たちがいう言葉に「支えてくれた全ての方のおかげ」があります。確かにその通りですね。
コーチであったりチームメイトであったり、トレーナーであったり、家族であったり。
数えきれない人たちの支援に支えられてのメダルだったんじゃないでしょうか。

冬季オリンピックは昔はそれほど注目されていませんでした。それは日本がメダルを取れる競技がなかった。
札幌大会のジャンプ陣の表彰台独占以来、国民の目が注がれるようになりました。
そして今や13個のメダルを獲得するまでになりました。競技の数も増えましたが各競技の関係者の努力と強化方法の進化があると思います。
次の北京でも素晴らしいパフォーマンスができるように精進を重ねて行ってほしいと思います。

忘れてはいけないのが、平昌ではこれからパラリンピックが行われます。健常者以上に努力して来た選手たちのパフォーマンスに注目したいと思います。

平昌オリンピックの選手スタッフの皆さん、お疲れ様でした。
メダリストの皆さんおめでとうございました。
これからも感動を伝えて下さい。