コヤチン、さまよい日記

静岡県内を東へ西へ行ったり来たりしています。
応援している清水エスパルスの試合の感想もお伝えします。

注目の大船渡の佐々木くんは・・・

2019-07-25 22:44:31 | 高校野球
高校野球の予選が各地で大詰めを迎えています。
今日も6地区で甲子園出場が決まりました。

その中で全国から熱い視線をい浴びているのが岩手県大会です。
最速163km/hの速球を投げるエース佐々木くん擁する大船渡と菊池雄星、大谷翔平を輩出した花巻東の対戦となった決勝戦です。
試合開始前からかなりのファンが詰めかけましたが、佐々木くんは先発メンバー外です。詰めかけたファンの皆さんやプロのスカウトの皆さんも面食らったことでしょうね。
試合は花巻東のワンサイドゲームになりますが、佐々木くんは結局出場することなく終了しました。
佐々木くん無念だったでしょうね。
大船渡の国保監督は「故障を防ぐために登板を回避した」と語っていたそうです。
監督に気持ちもわかります。前途有望な選手がこの夏に故障で散ってしまっていいものか。佐々木くんを登板させなかった監督も苦渋の決断だったんじゃないでしょうか。

佐々木くんにしたら投げたい気持ちは100%だったでしょう。夢にまで見た甲子園がすぐそこに見えていて自分では何にもできないもどかしさはあったと思います。
今までの指導者だったら疲労していても「投げろ」って言ったでしょう。
この夏の大会で有望だったのに潰れていく投手っていっぱいいたことは確かです。
現実を見据えるのか、精神論で乗り切らすのかこれについては賛否両論あるかと思います。

しかしこの後プロに進むであろう佐々木くんが押しも押されぬ日本のエースになった時に、今日の国保監督監督の判断が正しかったということになるかもしれません。
その意味でも佐々木くんには次のステージで頑張ってほしいと思います。

そして花巻東の手を抜かない戦いで2年連続10回目の優勝したことにも賞賛したと思います。
しかし岩手県ってすごい選手をドンドン輩出していますね。

この他の県でも茨城県は霞ヶ浦が大勝で4年ぶり2回目の出場を決めました。
千葉県は選抜準優勝の習志野が八千代松陰を圧倒して8年ぶり9回目。
福井県は敦賀気比が2年連続9回目。
佐賀県はかつて「がばい旋風」を巻き起こした佐賀北が鳥栖を振り切り5年ぶり5回目。
熊本県は熊本工と九州学院という強豪対決になりましたが7-5の点の取り合いを熊本工が制して6年ぶり21回目の出場を決めました。

出場を決めた選手や高校や保護者の皆さんおめでとうございます。甲子園でも全力で力を発揮できるように準備してください。

そんな中で、大船渡の佐々木くんと並んで屈指の好投手といわれていた及川くん擁する横浜高校が神奈川県大会準々決勝で相模原に逆転で敗れ涙をのみました。
状況はわかりませんが相模原は県立高校。私学全盛の神奈川で光る存在ですね。

さて、静岡県大会も明日準々決勝を迎えます。熱い戦いをお願いします。