コヤチン、さまよい日記

静岡県内を東へ西へ行ったり来たりしています。
応援している清水エスパルスの試合の感想もお伝えします。

大迫気迫の日本新。

2020-03-01 21:33:55 | スポーツ
マラソンのオリンピックダイヒョウノ選考レースの東京マラソンをテレビで見ていました。
コロナウイルスが騒がれている中一般の参加を中止して選考レースのみの戦いとなりました。

このレースの注目は大迫の日本新のタイムを上回らなければいけません。当然記録にチャレンジして行かなくてはなりません。
このレースの注目選手時はMGCで惜しくも3位で代表内定を逃した大迫傑と設楽悠太と井上大仁の高タイム保持者です。
MGCではスタートから飛び出した設楽悠太ですが今回は落ち着いた入りをしています。

レースは当然速いスピードの展開になりますが集団が2つに分かれ第1集団には井上と大迫が残り、設楽は第2集団です。
ハイペースの展開に23km付近で大迫が集団からこぼれ、第1集団には井上がついていきます。

エチオピア勢3選手が飛び出し、注目は日本選手が日本新の記録を破ることができるかにかかって来ました。

30km付近で遅れていた大迫が5位集団に追いつきペースを上げて井上を抜かし日本人1位に躍り出ます。
この後大迫は井上を引き離し、自らの日本記録を破るかどうかに注目が集まりました。

大迫は最後苦しい走りとなりますが、日本代表になるという執念で最後まで走り抜き2:05:29の日本新を打ち立ててガッツポーズでゴールイン。
MGCのレースで悔しいゴールをした雪辱を果たしました。

レース後のインタビューで涙を流した大迫でしたが、MGCのレースがいかに悔しかったかを物語っていました。
素晴らしいレース展開でした。

注目の設楽は16位、前半レースを引っ張った井上は最後に失速26位でした。しかし井上のチャレンジ精神素晴らしかったです。

さて代表決定は来週のびわ湖毎日マラソンに結果次第となりました。
大迫の日本新によって優位は揺るがないと思われます。

素晴らしいレースでしたが、オリンピックのメダル獲得という話になりますとまだ課題を感じました。

選手の皆さんお疲れ様でした。
来週走る選手の健闘もお祈り致します。