毎日暑い日が続きますので涼しい所に行きたくなりましたので、先月に引き続き長野県に行きました。
今日も妻の他父と姉の家族も同行でオデッセイに6人乗って出かけました。
今回行ったのは野辺山高原です。今回は沼津出発ですのでこの前の浜松から車山に行った時より走行距離は少なくなりそうですが、なんといってもお盆時ですので色々な所で混み合う事は必至でありますので心構えが肝心かと思います。
沼津をAM5時出発。富士・富士宮・朝霧高原と経由して山梨県に入り精進湖から以前は有料道路だった精進ブルーラインで甲府市に入って中央自動車道の甲府南ICから長坂ICを目指しました。
甲府までは交通量も少なめですが、中央道に入ったら一気に通行量がアップしました。途中の双葉SAでは駐車スペースを探すだけで苦労しました。
長坂ICで降りて山を目指します。
だんだん高原の雰囲気が漂ってきます。周りに高原野菜を作る畑が現れ始めると更に高原のイメージが高まってきます。
沼津を出発して約3時間で野辺山到着。車から降りたら高原の涼しさに包まれました。下界の暑さから解放された別天地に感動しました。
野辺山で有名なものは、JRで最も高い位置にある「野辺山駅」と路線のなかで日本一高い場所がある所という2つが挙げられます。37年ほど前この野辺山駅に来た事があります。小海線を旅して日本一高い場所の駅に降りてみたいという事で訪れましたが、今の野辺山駅を見るとかつての駅舎に隔年の感があります。
まずは敬意を表して野辺山駅を訪れました。右側は1975年8月の野辺山駅です。
国鉄時代の遺品か。
駅前にはかつて小海線で活躍したSL・C56が静態保存されていました。
次に場所を鉄道最高地点に移しました。
野辺山駅からはさほど時間はかかりませんが、観光スポットになっているようで駐車場などが完備されていました。
最高地点を通過するディーゼル列車。
こんな石碑までできてます。
これが以前からあった碑です。
最高地点から見る線路。哀愁を感じます。
この後は5分程車を走らせて「国立天文台 野辺山」に行きました。
ここには野辺山宇宙電波観測所と野辺山太陽電波観測所がおかれています。電波天文学における国際的な拠点としての役割を担っています。 また、南米チリにある「ASTE(アステ)望遠鏡」は野辺山から遠隔操作を行い、運用しています。南米チリに大規模な干渉計をつくる「ALMA(アルマ)プロジェクト」にも参加しています。
ミリ派干渉計という直径10mのアンテナです。 奥の上を向いたアンテナが45m電波望遠鏡です。
夏場は観測に不向きな為もっとも安定した体勢の上向きになっています。他の季節はもちろん動きます。
電波ヘリオグラフというそうです。
ひまわりが見学路沿いに植えてありました。
この後は、長野県を出てお隣の山梨県の清里に行きます。
移動時間僅かで着きます。以前清里に来た事がありますが、その時の印象は駅前が賑やかで高原の印象が薄れている感じでしたが、今日はまだ9時過ぎという事もありとても静かな駅前でした。
清里駅とこの駅前にも野辺山同様C56が保存されていました。
以前清里に来た時に行きそびれた清泉寮にいってソフトクリームを食べてきました。
人気のソフトクリーム。プレーンな味でした。
清泉寮はウィキペディアによると「清泉寮は、現在ではロッジ、コテージ、レストラン、キャンプ場などを有する宿泊・研修施設であるが、建設当初の1938年(昭和13年)は、清里開拓の父と呼ばれるポール・ラッシュが指導したKEEP(Kiyosato Educational Experiment Project:清里教育実験計画)の一環としての日米協会青年活動によるキリスト教研修の中心施設であった。当時まだ貧しかった山梨県のこの地に大きな可能性をもたらし、キリスト教信者のみならず多くの人をひきつけた[2]。清泉寮という名称は、1937年(昭和12年)秋に現地を視察した立教大学の高松孝治教授司祭により名付けられた。高松は、「キャンプは清里駅から上っていくが、地番は大泉村に入っている。それなら両方を取って清泉寮としたらどうか」と提案したという。」とあります。
大勢の人たちが訪れていました。この内かなりの人たちがソフトクリームを求めていたと思います。
今日は天気いいのですが霞んでいて遠望が利きません。富士山も見る事が出来ず、八ヶ岳は辛うじて薄っすらと出現してくれました。
この後小淵沢に移動しますが途中に「八ヶ岳高原大橋」という長い橋がありました。秋には紅葉が素晴らしいところのようです。
かなり高い所を通っています。
小淵沢で昼食。一応山梨県ですので「ほうとう鍋」をいただきました。暑いですが気にならずに食べてしまいました。
ここから再び長野県に入り富士見高原リゾート「花の里」に向かいました。
小淵沢からだと標高が上がります。持っていたポテトチップスの袋が又膨れてきます。
富士見高原リゾートは冬場はスキー場で夏場はこの花の里をはじめ、斜面を使ってパラグラーダー教室が開かれています。又、名前の通り富士山も眺められるようですが今日はやはり遠望が利きませんので残念でした。
季節毎に花が楽しめる所ですが、今の季節は百日草とユリです。
百日草は園内に入るとカラフルな彩りを見せてくれていました。
斜面を下まで降りて、途中にも少々百合が咲いていましたが、5分程歩くと白樺ユリ園となっています。
白樺林にユリが群生して咲いている姿が眺められます。
暫らくユリを堪能していました。
さて、本日の工程の最後はまたもや山梨県に戻り、北杜市白州の「サントリー白州蒸溜所」に行きました。
ここでは、ウイスキーと天然水の製造工程の一部を見せてくれて、ウイスキーの試飲もさせてくれます。残念な事に今日は運転役ですのでウイスキーの試飲はできませんでした。代わりに「なっちゃん」とお茶をいただきました。
この立地条件として自然環境のと水の豊かさが大切なようです。更に周りの森林の環境も大きく影響するという事が分かりました。
サントリーウイスキーのミュージアムです。
ウイスキーの貯蔵庫です。大切に保管されています。
天然水工場の工程を見学しました。
残念ながら飲めませんでした。でもお土産で買って帰りました。
ミュージアムの中の蒸溜機の展示。
ミュージアムの最上階からの眺め。周囲を森林に囲まれた中に建っています。 薄っすらと小淵沢の町の上に八ヶ岳が眺められました。
この後中央道から精進ブルーラインに入り御殿場経由で沼津に戻りました。
今日はこのところの猛暑の影響なのか霞んで山々の展望が利きませんでした。先月の車山・美ヶ原はよく見えたのに…
次回はばっちりな景色を期待したいと思います。
朝5時スタートでしたので、駆け足でしたが色々な所を訪れる事が出来ました。帰ったらヘトヘトでしたが妙な充実感を感じました。
今日も妻の他父と姉の家族も同行でオデッセイに6人乗って出かけました。
今回行ったのは野辺山高原です。今回は沼津出発ですのでこの前の浜松から車山に行った時より走行距離は少なくなりそうですが、なんといってもお盆時ですので色々な所で混み合う事は必至でありますので心構えが肝心かと思います。
沼津をAM5時出発。富士・富士宮・朝霧高原と経由して山梨県に入り精進湖から以前は有料道路だった精進ブルーラインで甲府市に入って中央自動車道の甲府南ICから長坂ICを目指しました。
甲府までは交通量も少なめですが、中央道に入ったら一気に通行量がアップしました。途中の双葉SAでは駐車スペースを探すだけで苦労しました。
長坂ICで降りて山を目指します。
だんだん高原の雰囲気が漂ってきます。周りに高原野菜を作る畑が現れ始めると更に高原のイメージが高まってきます。
沼津を出発して約3時間で野辺山到着。車から降りたら高原の涼しさに包まれました。下界の暑さから解放された別天地に感動しました。
野辺山で有名なものは、JRで最も高い位置にある「野辺山駅」と路線のなかで日本一高い場所がある所という2つが挙げられます。37年ほど前この野辺山駅に来た事があります。小海線を旅して日本一高い場所の駅に降りてみたいという事で訪れましたが、今の野辺山駅を見るとかつての駅舎に隔年の感があります。
まずは敬意を表して野辺山駅を訪れました。右側は1975年8月の野辺山駅です。
国鉄時代の遺品か。
駅前にはかつて小海線で活躍したSL・C56が静態保存されていました。
次に場所を鉄道最高地点に移しました。
野辺山駅からはさほど時間はかかりませんが、観光スポットになっているようで駐車場などが完備されていました。
最高地点を通過するディーゼル列車。
こんな石碑までできてます。
これが以前からあった碑です。
最高地点から見る線路。哀愁を感じます。
この後は5分程車を走らせて「国立天文台 野辺山」に行きました。
ここには野辺山宇宙電波観測所と野辺山太陽電波観測所がおかれています。電波天文学における国際的な拠点としての役割を担っています。 また、南米チリにある「ASTE(アステ)望遠鏡」は野辺山から遠隔操作を行い、運用しています。南米チリに大規模な干渉計をつくる「ALMA(アルマ)プロジェクト」にも参加しています。
ミリ派干渉計という直径10mのアンテナです。 奥の上を向いたアンテナが45m電波望遠鏡です。
夏場は観測に不向きな為もっとも安定した体勢の上向きになっています。他の季節はもちろん動きます。
電波ヘリオグラフというそうです。
ひまわりが見学路沿いに植えてありました。
この後は、長野県を出てお隣の山梨県の清里に行きます。
移動時間僅かで着きます。以前清里に来た事がありますが、その時の印象は駅前が賑やかで高原の印象が薄れている感じでしたが、今日はまだ9時過ぎという事もありとても静かな駅前でした。
清里駅とこの駅前にも野辺山同様C56が保存されていました。
以前清里に来た時に行きそびれた清泉寮にいってソフトクリームを食べてきました。
人気のソフトクリーム。プレーンな味でした。
清泉寮はウィキペディアによると「清泉寮は、現在ではロッジ、コテージ、レストラン、キャンプ場などを有する宿泊・研修施設であるが、建設当初の1938年(昭和13年)は、清里開拓の父と呼ばれるポール・ラッシュが指導したKEEP(Kiyosato Educational Experiment Project:清里教育実験計画)の一環としての日米協会青年活動によるキリスト教研修の中心施設であった。当時まだ貧しかった山梨県のこの地に大きな可能性をもたらし、キリスト教信者のみならず多くの人をひきつけた[2]。清泉寮という名称は、1937年(昭和12年)秋に現地を視察した立教大学の高松孝治教授司祭により名付けられた。高松は、「キャンプは清里駅から上っていくが、地番は大泉村に入っている。それなら両方を取って清泉寮としたらどうか」と提案したという。」とあります。
大勢の人たちが訪れていました。この内かなりの人たちがソフトクリームを求めていたと思います。
今日は天気いいのですが霞んでいて遠望が利きません。富士山も見る事が出来ず、八ヶ岳は辛うじて薄っすらと出現してくれました。
この後小淵沢に移動しますが途中に「八ヶ岳高原大橋」という長い橋がありました。秋には紅葉が素晴らしいところのようです。
かなり高い所を通っています。
小淵沢で昼食。一応山梨県ですので「ほうとう鍋」をいただきました。暑いですが気にならずに食べてしまいました。
ここから再び長野県に入り富士見高原リゾート「花の里」に向かいました。
小淵沢からだと標高が上がります。持っていたポテトチップスの袋が又膨れてきます。
富士見高原リゾートは冬場はスキー場で夏場はこの花の里をはじめ、斜面を使ってパラグラーダー教室が開かれています。又、名前の通り富士山も眺められるようですが今日はやはり遠望が利きませんので残念でした。
季節毎に花が楽しめる所ですが、今の季節は百日草とユリです。
百日草は園内に入るとカラフルな彩りを見せてくれていました。
斜面を下まで降りて、途中にも少々百合が咲いていましたが、5分程歩くと白樺ユリ園となっています。
白樺林にユリが群生して咲いている姿が眺められます。
暫らくユリを堪能していました。
さて、本日の工程の最後はまたもや山梨県に戻り、北杜市白州の「サントリー白州蒸溜所」に行きました。
ここでは、ウイスキーと天然水の製造工程の一部を見せてくれて、ウイスキーの試飲もさせてくれます。残念な事に今日は運転役ですのでウイスキーの試飲はできませんでした。代わりに「なっちゃん」とお茶をいただきました。
この立地条件として自然環境のと水の豊かさが大切なようです。更に周りの森林の環境も大きく影響するという事が分かりました。
サントリーウイスキーのミュージアムです。
ウイスキーの貯蔵庫です。大切に保管されています。
天然水工場の工程を見学しました。
残念ながら飲めませんでした。でもお土産で買って帰りました。
ミュージアムの中の蒸溜機の展示。
ミュージアムの最上階からの眺め。周囲を森林に囲まれた中に建っています。 薄っすらと小淵沢の町の上に八ヶ岳が眺められました。
この後中央道から精進ブルーラインに入り御殿場経由で沼津に戻りました。
今日はこのところの猛暑の影響なのか霞んで山々の展望が利きませんでした。先月の車山・美ヶ原はよく見えたのに…
次回はばっちりな景色を期待したいと思います。
朝5時スタートでしたので、駆け足でしたが色々な所を訪れる事が出来ました。帰ったらヘトヘトでしたが妙な充実感を感じました。