コヤチン、さまよい日記

静岡県内を東へ西へ行ったり来たりしています。
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伊豆の国市大仁の城山。

2013-08-29 23:33:11 | 自然
いつも大仁に行くと気になる山があります。「城山」って言うそうですが、周りの優しげな山々に反する切り立った岩山が下を流れる狩野川の畔に現れます。

この山は地下にあったマグマが冷えて固まり浸食によって地表に現れる事で出来る岩頚と呼ばれる地形だそうです。
当然ですがロッククライミングのスポットになっています。登山道も整備されて頂上からの眺めもいいようですので一度チャレンジしてみたいと思います。

この城山、南北朝時代に畠山国清によって金山城が築かれ、頂上部は見張台として使用されていたと考えられていて、その後、戦国時代にも後北条氏が城として使用したようです。山中には堀切や土塁の跡が残っていて、これらがどちらの建城時に造られたものか定かではありません。頂上付近の登山道に南方向が開けた岩部が、これらの時期に人が削って作られた通路であるという伝えがあります。


城山と狩野川に架かる大仁橋